雨の休日 [なんか良いことないかな~]

人生はなはだ閒(かん)なれば、すなわち別念(べつねん)ひそかに生ず。はなはだ忙しければ、真性現れず。
ゆえに士(し)君子(くんし)は、身心の憂いを抱かざるべからざるも、また風月(ふうげつ)の趣(しゅ)に耽(ふけ)らざるべからず。(後集117)

孔子は「小人閑居(しょうじんかんきょ)して不善(ふぜん)をなす」(小人物が暇を持て余すと、とかく悪事に走りやすい) と言われたが、あまりに暇がありすぎると、いつの間にか種々の妄念、妄想が湧いてくる。かといって、あまりに忙しすぎると、自分の本心を見失ってしまう。
だから、立派な人間たるものは、つねに身心を労して精進に努める事は大切だが、同時にまた、風流を楽しむだけの余裕がなければならない。

関東も梅雨入りしたらしいけど、いきなりの大雨で避難勧告も出てる地域もあるようだけど悲しいお知らせは無い方が良い。気温も夏日から一気にクールダウンして20度前後と肌寒かったりしてる。今朝は小雨で5時過ぎに起床。ビニールパックされた新聞を受け取り一面に目を通すと、集団的自衛権は今国会で閣議決定目指すと書いてある。ヒタヒタと嫌な足音が聞こえて来るようだ。

合羽着て表に出て草むしりを少し。これは草なんだか花なんだか?まあ抜けるもんは抜いておくかと引っこ抜いた。根が浅いのか意外と簡単だ( ^ω^ ) 以前住んでた家の草は強情で苦労したけど、こりゃ楽チンだ(^_^) ハイビスカスも花が咲いてた。トマトは1m程に育って黄色い花が付いた。そのうち実がなるのか?イチゴはジャンボとか書いてあったけど、全然小さくて真っ赤に熟した実を「大丈夫か?」とちぎって食べてみた。「酸っぱい!(>_<) もう少しほっとくべ。」

部屋にもどりザンビアとのサッカーを見る。相変わらず本田は切れがない。柿谷は空回りしてる。どことなくおさまりが悪いと思ってたら一気に2点とられてしまった。ザンビアの出足は一歩早い。長いのもあるけど確かに身体能力の違いは否めない。後半は大久保投入!大迫も見たいけど。どうなりますでしょうか( ^ω^ )

追記;4-3 青山から大久保!お見事です(*^o^*)。やっぱハートの強い選手が土壇場では生きるってことだよね。守備はどうしても不安だけど、攻撃を選択したチーム!今、結果は出てる!初戦コートジボワールに打ち勝って欲しい(^_−)−☆

雑感(2014/06/04) [詩・本]

「水馬」
方一尺(いっしゃく)の天地
水馬(みずすまし)しきりに 円を描ける
なんじ いずこより来たり
いずこへ旅せんとするや?
ヘイ!忙しおましてナ!
<村上志染(むらかみしぜん>

忙しい忙しいと駆けずり回っている私たちの仕事も、仏さんから見れば30cm四方程度の空間を動き回っているようなもの。お前は何処から来て何処に行こうとしているのか?時には立ち止まって考えてみても良いのではないか!そんな事考えるくらいなら仕事一つかたずけられまんがな( ^ω^ )みたいな詩ですけど。

ここで言う水馬はアメンボのように思うのだがどうだろう?ミズスマシも泳ぐ時に円を描いているのかしら?

浄土真宗本願寺派第24代門主 大谷光真著 「朝(あした)には紅顔ありて」を読んでてね、次に続く言葉は「夕(ゆうべ)には白骨となれる身なり」 蓮如上人の「白骨の御文章」より

朝には大変元気であった者も、夕方には死んで骨になるかもしれない。って事ですが、時には「なんじいずこより来たり、いずこへ旅せんとするや?」と自身に問いかけ、じっくり考えてみる事も必要ではないか。そろそろそういう歳なのかもしれんね(^_^*)

四苦;仏教では「生(生まれる事)」「老(年をとる事)」「病(病気になる事)」「死(死ぬ事)」の4つを誰もが持つ根本的な苦しみ「四苦」としている。四苦八苦の四苦だ。

どんなに頑張っても人はみな老いていく。その現実から目を背けず、自分はどのように老いるかを考えておくことこそ大切。そうした準備があれば老いを不安に思う気持ちは和らぐはずだ。年をとると言うことは残された最後の仕事。つとめを果たすことだ。老いゆくさま、さらには死んでいくさまを、子や孫をはじめ周囲の人々にしってもらい、考えてもらうというのは、人間の最後のつとめなのではないか。「命ながらえれば老いゆくのが人間だ。お前たちは将来、老いをどう生きるのか。私はこのように生きているぞ」と子や孫にしめす。この世に無駄なものや無意味なモノはない。老いも貴いということを伝える大切な役目です。
老いた自分の姿を受け入れ、素直に世話になり、心から「ありがとう」と感謝の言葉が言えること。病の時も老いの時も私を気にかけてくださる人があることに気づき、感謝し、喜べる我が身となる事。出来ることなら、そうありたいと思いませんか。

なるほど、そうだなぁ~と思う。世間に気を使わず、耄碌ジジイである事など気にせず、厄介者で良いの!と思えば気も楽じゃろう( ^ω^ )
年金給付水準は30年後には2割減と今朝のニュース。やっぱ貰えるもんは早めにもらって、苦しまずに死んだ方が良さそうだ(^_^) いかん!全然老いを受け入れとらんぞ(^_−)−☆

6月ですか。 [詩・本]

五月末に34.7度、6月1日に36度?「何なんだ(>_<)」梅雨も来てなきゃ夏でもないのに。空が白から黒に変わったと思ったらスコールが来て、10mmほどのヒョウまで降ってたのが先週末。竜巻だの局地的にバァ〜ッと降る現象ってのにも慣れて来たけどね。グリーンカーテンと称してゴーヤをぶら下げてるのも普通だし。みんながユニクロのステテコはいてたら景色は東南アジア風。今年のステテコはポケットが付いてて機能的らしい。1000円しないのだから1本あっても良いか(^_^) 麦わらかぶって草むしって、縁側に蚊取り線香。いったい、いつの時代だ(^_^*) タライで行水?ついでにカヤでもあれば言うことなしか( ^ω^ ) 本番の夏はまだだと言うのに、この暑さはキツいですわ。今年は注意しとかんと夏バテするかも(。-_-。)

今日、ロベリアに水やりしてたら花がモソモソ動いてるので、ジッと見たら蛾か蝶の幼虫なのだろうが葉っぱ食べてた。4cmくらいの大きさだ。何処に居たんだろう?空から降って来るわけはないので、土のなかに紛れ込んでたのかもね。まぁ、そのうち身ぐるみ脱いで出て行くんだろうから、ほっとくか!と(^_^)

蒸し暑い風の吹かない夜に、メスのか弱い光に反応しオスが強い光を発行させて求愛するホタル!そろそろゲンジ蛍の季節だけど彼らだって、この暑さ!どう思ってるんだか( ^ω^ )

「螢」<池井昌樹>
だれかのむねのふかみへと
ひとすじつづくみちがあり
みちのかなかにもりがあり
こんもりとしたもりかげに
ちいさなちいさなひをともす
ほたるみたいないえがあり
それをとおくでみつめている
こんなとおくでみつめている
だれかのむねのふかみから
しずかなみちがながれだし
あくるひへまたあくるひへ
はてないときがながれだし
あかねにそまるそらのした
だれもがひとりたどるころ
だまってそれをみつめている
いつまでもまだみつめている
あんなちいさな
ほたるのあかり

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