雑感(11月14日) [詩・本]

本日は雨の1日になりそうだ。明日も雨?ゴルフ場だけでも晴れてくれんかなぁ(。-_-。)

今週は月火水と出張。初日に何年ぶりかでカラオケ歌わされたのが響いたのか喉が痛くて。何の歌を歌ったのか?サッパリ覚えとらんけど、まあ良いか(^_^) やはり歳なのだろう、身体がだるくって。

昨日も奇妙な事件が流れてた。38歳の男性が顔の皮膚を刃物で切り取られて死んでいるのが自宅で発見された。第一発見者は28歳の同居男性、なんと殺された男性の養子なんだそうだ。ようわからんけど顔の皮膚を剥がすってのは凄まじいよね(>_<)

もんじゅの無駄遣い?国立のスタジアム問題もそうだけど文科省の管轄してる部門が多過ぎるのもあるけど、度外れて無頓着で無責任だろう。国民の役に立ってこその役人!彼らは役人ではなく悪人なのだと、つくづく思う。まあ御役人さんばかりが酷いんじゃなくて日本人が壊れていると言うのが正直なところだけど。

例の杭打ちも元請け下請けでドロドロした責任のなすり付け合いを見苦しくやってるが、姉歯事件の教訓を検査する側の行政はどう活かしていたのか?VWの不正ソフト、タカタのエアバッグ、東芝の不適切会計、JA全農の肥料、東洋ゴムの防振、免震ゴム偽装等々。


姜尚中「悪の力」より一部抜粋
群馬大学医学部で手術をしたけど担当医が八人死亡させただけというならば、個人の責任を問うべきなのでしょうが、ここではさらに原因が不確かな「医療ミス」が重なったのか、二桁の患者が死亡しています。患者の生命を管理する病院という組織の中で、結果としてチェック体制が働かず、お互いに無関心な空気が常態化していたとすれば、恐ろしいことです。
労働基準法など無視して、劣悪な条件下で正社員や派遣社員を酷使するブラック企業も、営利主義の組織が産んだ悪の一つでしょう。会社以外の儲け以外はいっさい考えず、あるのはノルマだけという劣悪な環境下で、多くの人たちが心身を消耗させています。名前のよく知られた大手企業の中にも、こうしたブラック体質があることが問題になっています。
では、この企業の幹部が悪人なのかというと、一人一人ばらしてみると、罪悪感は非常に薄く、良き家庭人の顔が見えたりもします。誰かが悪人でその組織を率いているという図式はそこにはありません。ひたすら会社の儲けだけを求める組織の構造そのものに悪があるのです。

吉野弘エッセイ集「くらしとことば」より
せまい歩道を、こちらから一人歩いてゆく。向こうから一人歩いてくる。すれちがうとき、どちらからともなく、道をゆずりあう(いつもそうとは限らないが)。これが二人対一人の関係になると、二人連れは、一人に対してなんとなく強気にふるまい、対等な歩行者同士として道をゆずるという構えを失いやすい。
こういう人間関係は、考えてみると社会の万般にひそんでいて、その実なかなか気づかれぬことが多い。
一人で何かをするより二人で力を合わせたほうが経済的で合理的だ。これが組織とか団体の基本にある。ところが、組織や団体の構成員は、一人で行動する時でも、虎(組織)の威を借りるのである。
たとえば、一人だけでなら世間の指弾がこわくてやれないようなヒレツなことを、ある組織の一員としてなら、やってのける。
「一人」から「組織」に移るときの、ふしぎな意識の飛躍 つまり二人以上になると、その構成員は一人としての責任を問われないと思う独善 それがなぜ許されるのか、大変興味のあるところです。


雨も今は止んでるようだ。傘持って散歩に出てきます(^_−)−☆

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