雑感(11月27日) [詩・本]

11月28日になってますけどね(^^) コタツで横になりビデオ見てたんだけど、ここ数日はまるでパブロフの犬で再生開始直後に眠りに落ち謎解きの場面で起きてる。結局倍速で流し見てるのが常になってきた(^.^) 日曜はおそらく今年最後のゴルフ!雪が降らないことを祈るばかりですわ( ^ω^ )


「雲」
思い出は
よみがえる
石洗う
手向けの水に

幼子の
ばらの頬
母の手に
ほほえんで

大空は
はてもなく
消えかかる
雲のひとひら
『そのほかに』1979年谷川俊太郎より

新盆なのだろう。誰が亡くなったのか?妻か子か。墓を洗い死別した者に思いを寄せる。ふと空を見上げると…。
最近、空を見上げる事が増えたように思う。オイラも歳だね(^.^)

1998年群馬へ転勤、その年の初夏、同僚と尾瀬に出掛け鳩待から至仏山頂に登り正面に見えた燧ケ岳の雄々しさと青空に感動を覚えた。「次は燧ケ岳に登るか( ^ω^ )」と話をしていたが、未だ登れずにいる。その年の夏、ロープウェイで谷川岳に登り尾根に出て山頂を目指したが山の天気は変わりやすく一気の大雨。大慌てで下山し、ずぶ濡れのズボンからお札をダッシュボードに貼り付け衣類共々乾燥させながらパンツ一丁で帰って来た。次の日、その雨の影響で谷川岳下流の湯檜曽川でキャンプをしていた埼玉の少年サッカー団が鉄砲水に巻き込まれ大人が1人死亡、10人以上の子供が怪我をしたとのニュースに驚かされた(>_<)

そろそろ年末から年始にかけて読む本でも準備するべと本屋に出掛け物色。文庫本とはいえ、やたらと分厚い本に興味を惹かれ手に取る。1076頁!表紙には阿部寛と岡田准一の似顔絵が描かれている。2016年3月封切り予定の「エヴェレスト」の原作本。「神々の山嶺(いただき)」夢枕獏さんの本だ。

山岳小説!嫌いではない(^^) 自分で冬山に入って行ったりロッククライミングしてみたいとは思わぬが、「人はなぜ山に登るのか?」。なんだかわからんけどTVでやってると、イモトのチャレンジであれ、つい見入ってしまう(^.^)。同行してるカメラマンこそプロのアルピニストではないかと思えてしまうのはオイラだけか( ^ω^ )

エヴェレスト登頂に挑み続けたジョージ・マロリー。「なぜ山に登るのですか?」と聞かれ「そこにエヴェレストがあるから」と答えた方だ。彼は1924年3度目の最終アタック後に消息を絶った。彼が山の頂に辿り着いていたのかが最大の謎とされている。それを知る手がかりは彼が持っていたカメラを見つけフィルムを現像する事。1999年に彼の遺体が山頂付近で発見されたニュースが話題となったが、カメラは見つからなかった。本作はマロリーのモノと思われるカメラを手に入れた日本人、深町が、そのカメラを奪われるところから始まるらしい。ノンフィクション作家佐瀬稔さんの書いた「狼は帰らず」アルピニスト森田勝の生と死。多分群馬に転勤した年の暮れに読み、今も手元にある(^.^) 森田勝と長谷川恒男をモデルとし描かれた「神々の山嶺」。読むっきゃねえなぁ(^_−)−☆

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