またまた映画の話でも(^。^) [面白くなければ映画じゃないっ!]

この前は映画を観始めた頃の話を書いた。今日は一番好きな俳優さんのお話を聞いてもらえたらと思うとります。

俳優さんで一番好きだったのはスティーブ・マックィーンだ。デビューはポール・ニューマン主演のボクシング映画「傷だらけの栄光(1956年)」のチョイ役!(残念ながら生まれる前の映画なので観てはいない)。あのギラギラした目付きが認められたのかTVドラマ「拳銃無宿」でスター街道を登り始め「荒野の七人」で主役のユル・ブリンナーを喰ってしまった。

1963年の「大脱走」で演じた独房王、鼻っ柱が強く反抗的な戦争捕虜ヴァージル・ヒルツ。 バイクで逃げてくのがカッコ良いんだわ!実はあのバイク、ドイツ軍のバイクを盗んで走る設定なので本来はBMWなんですけど、それでは柔過ぎて鉄条網をジャンプして越えられないと判断したマックィーン。それではとトライアンフ使ってるんですわ。TTってタイプなんだけど、今だとTR6トロフィーってバイクにあたるらしい。これがね、オイラが中古で原付買ったバイク屋さんにあるんですわ( ^ω^ ) 1967年式、走行距離93km排気量650cc。なんと、そのお値段168万円(>_<) ヨダレものです。宝くじ当たれば間違いなくオイラのモノなんですけど…夢です。この映画はオイラの中では毎年観たい映画ランキング上位。って書きながら去年も今年も観れて はないですけど(^。^)

次は「砲艦サンパブロ」上映時間196分。上映途中で休憩の入る映画なんですけどね。これは昨今のDVD売らんがために長回しするようなくだらない映画ではないので、これまた大好きな映画です。サンパブロの機関長ジェイク・ホルマン役。頑固で自分の主体性を決して失わない水兵さん。ぴったりの役だったと思いますわ。リチャード・アッテンボローとマコ岩松さんも抜群に良かった。この映画でマックィーンはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされてる。36歳で大スターになるわけだよね。その後は大富豪の泥棒、警部、カウボーイに銀行泥棒、ダスティン・ホフマンがシブかった脱獄囚「パピヨン」。

そして集大成の「タワーリング・インフェルノ」ポール・ニューマン演じる設計者の設計による138階建ての超高層ビルのこけら落としの日。手抜き工事が原因で火災が発生。徐々に火の手の勢いは増すばかり。ここで我がマックィーン様演じる消防隊長マイケル・オハラハンの登場だ。最上階に残されたパーティー客を救い出すのが彼の仕事。カッコ良いんですわ( ^ω^ ) どうみても危険な場所でしょう!ってところに「ちょっと、そこまで行ってくっか」って感じで真っ黒い顔になっても表情一つ変えずに淡々と仕事をこなして行くんですな。最後鎮火したあとでも来た時と変わらぬ態度で「次の現場が待ってるから、またな!」ってな感じで去って行く。マックィーンの真骨頂だと思いますわ。この映画のギャラが1200万ドル。当時のレートが1ドル360円ですから43億円。4200本くらいヒットを打ったピート・ローズが1974年に首位打者取った時の年棒が16万ドルで日本円で4672万円ですから凄すぎる額でしょう(^。^) 撮影終了後に二番目の奥さんアリ・マッグローと離婚されてるけど、どんだけ持ってかれたのか気になります(−_−;) 遺作となったのは「ハンター」映画館で観てるんだけど印象は薄い。

グローブとボールで一人遊びしてるトレーナー姿のマックィーン!消防服姿のマックィーン、大富豪役でビシッと決めてるのも良いけどラフな格好が抜群に似合う寡黙な男!なんちゅうのかな、孤独感の凄い強い役者さんだったように思う。

今、あんな感じの俳優さんて誰だろう?と考えてみた。あえて探せばメル・ギブソンか?マッド・マックスからリーサル・ウェポン、それから監督としてキリストの磔を描いた「パッション」。こちらはマックィーンの「民衆の敵」とは違って興行は当たったみたいだけどね(^。^)

噂では、ロケ先でアスベストを吸い込んだのが原因でがんになったらしい。そうであったとしても50歳で亡くなるなんて早すぎだと思いますわ(>_<)

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