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雑感(2月10日 まだ寒い) [面白くなければ映画じゃないっ!]

週末は気温が上がるような予報だけど、ここ数日はまだまだ寒い(>_<) 湯たんぽは貴重だ(^.^)

引っ越してから、そろそろ丸2年。寝場所は引っ越し当日のまま、1階の和室でなおかつ仏壇の前。なんか落ち着くんだよね。仏壇の扉を開けて拝むでもなく、閉じたままで日々供養しとるわけでもない。やっぱバチが当たるかもしれんなあ、なんてね( ^ω^ )
それにしても「起きて半畳、寝て一畳」とは、よく言ったものだ。

先日、録画しておいた映画を2本観た。
「博士の異常な愛情 または私は如何にして 心配するのを止めて 水爆を愛するようになったか」 1963年英 監督・脚本スタンリー・キューブリック 原作ピーター・ジョージ

米ソの冷戦下状態で、アメリカ空軍バーペルスン空軍基地司令官リッパー将軍が部下達に緊急事態発生を告げ、ソ連攻撃命令を発動する。まあ最上位の上官の気が狂ったわけですな。もともと合衆国の危機管理の名の下に緊急時を想定し立てられていた命令書、その名もR作戦。敵の奇襲で指揮系統が混乱した際には下級指揮官が核攻撃命令を出せる。そんなアホな(^.^) 1機40メガトンの水爆を積んだ滞空警戒中のB-52爆撃部隊 全34機にドロップキック作戦を発令、一斉にロシア上空へと向かう爆撃機。基地内の隊員達は外部との接触を絶たれラジオすら没収させられる。命令を受け、爆撃機が飛んでる途中で必ず流れるBGMが気になる。水爆投下用の扉が故障し修理に向かうコング機長。修理を終えた直後に切り離された爆弾、その上にまたがり、まるでロデオのようにカウボーイハットを振り奇声をあげ攻撃目標へと落下して行く機長。画面に映し出されるキノコ雲。そして聴いたのは初めてやけど意味深な「また会いましょう」の歌が流れるエンディング。もうね、秀逸ですわ( ^ω^ ) キューブリックの3部作(本作、2001年宇宙の旅、時計仕掛けのオレンジ)と言われてるらしいけどオイラはこの映画は初見!マンドレイク空軍大佐、アメリカ大統領、ストレンジラブ博士の3役をピーター・セラーズ。良い感じにいい加減なタージドソン将軍役にジョージ・C・スコット。

1月に録画してて良かったですわ(^-^) それにしても、あのBGM!「ジョニーが凱旋するとき」なんだか耳から離れなくなっちゃって(^.^)
ガタイの良い女性ハーモニカ奏者ですけど
http://youtu.be/-t6EAG9RjyA


もう一本は、トム・クランシー原作の「レッドオクトーバーを追え」ショーン・コネリー演ずるマルコ・ラミウス艦長に率いられたロシアの最新原子力潜水艦の処女航海。艦長と艦長子飼いの一部乗組員達はアメリカに無音航行システムを有する原潜レッドオクトーバーを手土産に亡命を企ていた。艦長の亡命の意図を見抜き懸命に上層部と掛け合い彼らを救おうとするCIA分析官ジャック・ライアン。

小説では大統領にまで上り詰めるジャック・ライアンシリーズの第1作目、閉所恐怖症なのだが何故か潜水艦モノは好きなのと、ショーン・コネリーが好き( ^ω^ ) こちらはまあまあ娯楽大作で楽しめたってところでしょうか(^-^)


先週からお風呂の混合水栓の温度調節がうまくなさげだ(>_<) 交換修理となると高そうやけど、毎日使うもんやし、仕方ないっしょ。週末頼んでみましょうかね(^_−)−☆

雑感(2015-10-08) [面白くなければ映画じゃないっ!]

期が変わり、バタバタしてる。少し遊びの部分もあるんだけど割と忙しい!暇よりはマシかと慰めちゃいるけどね(^_^) なんだか急に気温もグンと下がったようだ。コオロギも声高に鳴いてるしトンボに蝶々も飛び回ってる。種の保存も急がなきゃですか(^.^) じき3連休!撮り溜めしてる映画にドラマを観なくっちゃです(^^)

録画しておいた「新幹線大爆破」。1975年7月5日公開、佐藤純彌監督プラス高倉健とくれば中野良子との1976年2月11日公開「君よ憤怒の河を渡れ」、薬師丸ひろ子との1978年10月7日公開「野生の証明」を思い出すのだが、この「新幹線…」は観た覚えが無い。共演は千葉真一、宇津井健、山本圭。他に丹波哲郎、北大路欣也、川路民生、田中邦衛、志村喬、岩城滉一、多岐川裕美、藤田弓子、宇津宮雅代、錚々たる面々で間違いなく東映のオールスターキャストだ(^_^) 当時の制作費が5億3千万!今の貨幣価値に換算するとしたらいかほどか?1975年は長島監督の1年目で、王さんの年俸が5000万、今の球界トップの年棒は巨人の阿部の6億!とても王さんと同レベルとは思えないが10倍として60億近いのかもね。そんな映画を何故観なかったのか?ずうとるびの映画と二本立てで封切りされたそうだが、どういう扱いなんだろう…

75年当時はパニックモノ大流行で「エアポート75」チャールトン・へストン主演1974年12月14日公開、「大地震」チャールトン・へストン主演1974年12月28日公開、そしてポール・ニューマン、スティーブ・マックィーンの「タワーリングインフェルノ」1975年6月28日公開は映画館で観たのだが、やはり新幹線の記憶はない(^^)

そんでもって、この映画、意外と面白かった(^_^) 実にシンプルなストーリーで、朝、新幹線に爆弾を仕掛けたと犯人からの電話。爆弾は時速80km以下になると爆発する仕掛けだ。爆弾が嘘ではない証拠に北海道で貨物列車を爆破させてみせた。新幹線の乗客は1500人!犯人たちの要求は、身代金の支払いに応じれば爆弾の解除方法を教えるというもの。 犯人、警察、総理官邸、新幹線運転士、新幹線運転士指令室長、閉じ込められた乗客。これだけのオールスターキャストを出しての152分。新幹線が本物だったら、もっと良かったと思うけど国鉄が許しちゃくれんかったと云うのもわからんちゃ無いな( ^ω^ )

BS-TBSで刑事コロンボが放送されている。実に40作品!出来ることなら全て取り込んで、ユックリ観たいのだがHDDの容量が少なくて夜中、早朝をうまく利用しないと見切れそうにない(。-_-。) 地道にコツコツこなしていきますかね(^.^) コロンボ警部!昔からのファンでね。倒叙(とうじょ)モノと云う範疇に入るらしい。先に犯人がわかっていると云うのがミソで、刑事がどうやって犯人を追い詰めていくかを見所にしたパターンだ。最後まで犯人を明かさない従来のケースでは大物スターを配役しづらいが、これなら堂々と大物が呼んで来れるってわけで「古畑任三郎」もその典型。あれとは同じ土俵には載せられませんけどね(^^) 早速1968年シリーズ化される前の「殺人処方箋」を観た。初見ですな(^_^) コロンボもトレードマークのヨレヨレのスタイルじゃなくって、髪型も決まってるし、Yシャツにもアイロンかかってコートだってピシッとしてるのが新鮮だった。やっぱコロンボ面白いですわ。今週毎日録画しとるんですけど、正直見切れるか?不安です( ^ω^ )今からパイロット版の「死者の身代金」見る予定だけど起きてられっかな。続くのはシリーズ化された第1シリーズの1話目「構想の死角」「指輪の爪あと」。「007 慰めの報酬」も見とらんのに、こうなったらHDD容量増やすっきゃないかな(^_−)−☆

今日は良い天気だ(^.^) [面白くなければ映画じゃないっ!]

車の外気温表示は12℃を示している。車内でカーディガン着てると脱ぎたくなってしまうほどだ。この気温では蝋梅も慌てて「全部咲いちまおう!」なんて事になるのかな(^_^) 昨晩は珍しく6時間以上寝た。やっぱコタツで寝るのを我慢して起きてたのが良かったのかも。

起きてたのは録画してあった「オーケストラ」を観始めてしまったのが原因なんだけどね(^.^) 2009年フランス映画 ラデュ・ミヘイレアニュ監督(間違いなく舌を噛みそうな名前だ)。30年前ブレジネフ政権下のボリショイ交響楽団で天才指揮者として知られた男がユダヤ人排斥政策に従わなかったが為に、現在はボリショイの清掃員として働かせられている。ある日、清掃中のボリショイ劇場支配人室に一枚のFAXが送られてくる。パリの劇場から交響楽団へのオファーだった。なぜか彼は、そのFAXをポケットに押し込む。

「そんなの、あるわけないでしょ!」って感じで,ストーリーには多少無理を感じつつも、そこはコメディとして許したのだが、あっという間に引き込まれて観入ってしまった。主役のアル中のどうしようもない天才指揮者と、その奥さん役の女性。「玉をちょん切るぞ!てめぇ~」本当にそんな事を言ってたのか字幕なので。指揮者の長年の友人サーシャ(ドミトリーナザロフ)、そしてキーパーソンであるバイオリンのソリスト。アンヌ=マリー・ジャケ(メラニー・ロラン)。この女優さんがキレイで(^.^) ついでだけど、このバイオリニストのマネージャー役はフランス映画「八日目」でダニエル・オートゥイユの奥さん役やってたミュウ=ミュウ。少し年齢は重ねられてるが良い女優さんですわ。

この映画はチャイコフスキーのバイオリン協奏曲が、もう一つの主役なんでしょうね!
自身、音楽ましてやクラシックとなると、まったくの門外漢で…ただ最後の十数分は脚本とか演技と言うよりも音楽の持ってる力がみんなを引っ張ったと言う気がしますわな。

それにしても今日はあったかい( ^ω^ )


1月最終日 [面白くなければ映画じゃないっ!]

金曜日の歯医者さんで上の歯の歯石取り完了。これで、しばらくはOKかな(^.^) 歯の定期メンテナンス、これからは従うとしますかね。自分の歯でご飯食べられるのが一番だし( ^ω^ )当日は雪降る予報だったけど全然積もることは無く、雪掻きスコップ使わずに済んだのは良かったような残念なような(^_^)

今朝は散歩から帰り『七人の侍』を観始めた。3時間27分の完全版だ。オープニングタイトルで、黒いバックに白の文字が浮かび上がる。スタッフロールも実に秀逸で^_^) 水戸黄門様の東野英治郎さんとか山形勲さんの名前が小さく流れていく。

何回目なんだか?何度観ても冒頭からぐっと引き込まれてしまう(^_^) 朝焼けの中、馬に乗った野盗が山の中を走り回る。村の広場では村人が怯えた顔をして集合している。突っ伏して泣き叫ぶ百姓女の大きなお尻が映し出され、女の声で「あぁ神も仏もねぇ〜だよ、年貢だ、戦(いくさ)だ、水飢饉だ、そのうえ野伏(のぶせり)だあ、神様、百姓なんぞ死んじまえとよ〜」「野伏突っ殺すだ、みんな突っ殺すだ、二度と来ねえようにみんな突っ殺すだ!」「俺は嫌だ」「そんなこたあ出来ねえ相談だ」「百姓には我慢するしか方法はねえだよ、長げぇものには巻かれるだよ」「爺様のとこさ行くべ!どうすっか爺様に決めてもらうべ」水車小屋に住む長老の言葉「やるべし、侍さ雇うだ、村が燃えてねぇ〜のはサムライ雇ったその村だけだった。腹の減ったサムライ探すだ。腹減りゃ熊だって山降りるだ」

毎年、野盗に襲撃されて作物を失う村。農民たちは助けてくれる侍を探すために4人の百姓を街に送り出す。一人目の島田勘兵衛(志村喬)に出会い、次に若武者の勝四郎(木村功),五郎兵衛(稲葉義男)、七郎次(加東大介)、平八(千秋実)、久蔵(宮口精二)そしてもう一人三船敏郎演ずる菊千代が仲間になる。

百姓が落武者狩りをして手に入れた武具を仲間達の前に運び込んでくる菊千代。落武者として百姓に追われた過去を持つ七郎次達は気を悪くする。元は百姓の育ちである菊千代が怒り出す。「おいお前たち、百姓を仏様とでも思っていたか?笑わしちゃいけねぇや。百姓ほど悪ずれしてる生き物はねえんだぜ!」鎧を水溜りに投げ入れる菊千代。米出せっちゃ、ねぇ〜。麦出せっちゃ、ねぇ〜。何もかもねぇ〜って言うんだ。フン!ところがあるんだ。なんだってあるんだ。床板引っぺがして掘ってみな、そこになかったら納屋の隅だ、出てくる、出てくる、甕に入った米、塩、マメ、酒、正直面してぺこぺこ頭を下げて嘘をつく、なんでもごまかす、他に戦がありゃすぐに竹槍作って落武者狩りだ。よく聞きな!百姓ってのはな、けちん坊で、ずるくて、泣き虫で、意地悪で、間抜けで、人殺しだ!チクショウ、悔しくって涙が出らあ、だがな、こんなケダモノ作りやがったのはいったい誰だ!おめえたちだよ!サムライだってんだよー!村焼く、田畑踏ん潰す、食い物は取り上げる、人夫にはこき使う、女は抱く、手向かや殺す、いったい百姓はどうすりゃいいんだよ!百姓はどうすりゃいいんだよ貴様、ちきしょうちきしょうちきしょう…涙する菊千代。

山田洋次さんが簡潔にストーリーを紹介しているのを引用すると「百姓が侍を雇って野盗と戦う物語。雇った侍は七人で、そのうち4人が死に、3人が残った」
まさにシンプル!今観ても、これを超える映画ってあるかなと思う(^.^) 三船敏郎さん演ずる菊千代を、今だったら誰が、あれほど魅力的に演じる事が出来るか?左卜全さんのように個性的な爺さんは誰?出てくる出演者全員にストーリーがあって飽きないし面白い!怨念を感じる目つきの百姓、利吉役の土屋嘉男さん(オイラの好きな「ガス人間第一号」のガス人間だ。舞台では高橋一生が演じて八千草薫さんの役を中村中。彼女が男だったのにはビックリしたが)、志乃役の津島恵子さんが実に肉置(ししお)き豊かで(^_−)−☆


まだまだ続けて映画の話 [面白くなければ映画じゃないっ!]

有馬記念!8馬身も差があったらいかんでしょ(^_−)−☆ こんなに強いのに引退するなんて、もったいないと思うけどね。やっぱ凱旋門賞2年連続の2着の実績を持つ種牡馬となると、すごい金額なんだろうね。彼の子供で凱旋門賞期待するっきゃないです( ^ω^ )

さて、2本続けた映画ネタ!書いてると懐かしいのかあれもこれも書きたくなってしまう。こうなるとマスターベーションなので人様に見せちゃなんねぇ部分と反省しつつ、尚且つ作品や役者さんが団塊世代一歩手前の匂いがプンプンするので恥ずかしいが、もう少し我慢していただければ幸いです(^.^)

仕事に就くまでは封切りされたものを、機会とお小遣いさえあれば観てた。今みたいにビデオだDVDだってものはなかったし、目に焼き付けるためには複数回観るかノート持参でメモ取ろうなんて考えて実践した事もあるが、ウルウルするような作品だったり、腹抱えて笑えるような作品なんかは、その時の鮮度が薄れてね(−_−;)忘れた頃にTVで放映されるのを観るのが正解かなと。

社会人になってからは、どうしても仕事優先で休日も働いてるのがほとんどだったので映画は好きな俳優さん、好きな監督さんで観るようになっていったように思う。そうそう!オイラが観ない映画は決まっていて人がバンバン死ぬ映画、怖いやつ、血が出る映画は苦手だ(。-_-。) 例え漫画でもたやすく人を殺してしまう表現は必要なんだろうか?臆病なんだと思うけど「夢にでも出てきたらどうしよう?」なんて思ってたのかもしれません( ^ω^ )。会社勤めで一人で住むようになって、金縛りになることが結構あった。なんか押さえ込まれて苦しくて身体が起きようにも動かなくて。夢で怖いモノ見た記憶はないんだけど、出来れば余分な情報を頭にインプットしたくなかったのは間違いない。そんなんで戦争映画だのホラーものは遠慮してた。エクソシストだけは観たんだよね。あの首がぐるっと回るやつ!あれはあんまり怖くなかった気がする。女の子が可愛らしかったからかな(^O^)

そのうちにビデオが普及してきてカセッテにずいぶん撮りためたけど、撮るだけ撮ってあんまり観なかったような気がする。ベータが主流になると思ってたのにVHSが勝利。ショックだったなぁ~(ー ー;) パイオニアのLDなんちゅうのもありました。CDになりDVD、ブルーレイねぇ〜、今じゃDMMですか。でも映画ってやっぱり映画館のでっかいスクリーンで観てこそ映画だと思ってるけど古いですかね。本も電子書籍じゃなくって分厚い、もしくは文庫本を手に持って読んでこそと思ってるのは古いのかしらね。

話が逸れてしまいました。好きな監督さんをランダムに。
まずはコーエン兄弟!すべての作品が好きだけど、なかでも「赤ちゃん泥棒」が好きだ!若い頃からはげてたニコラス・ケイジが良い味出してる。「バートン・フィンク」「ビッグ・リボウスキー」ジョージ・クルーニーってこんな人だっけ?と笑えた「オー・ブラザー」そして「ファーゴ」きりがないっす( ^ω^ )
クリント・イーストウッド監督の「グラン・トリノ」ショーン・ペンの才能を感じた「ミスティック・リバー」にヒラリー・スワンクとの「ミリオンダラー・ベイビー」。
クエンティン・タランティーノのハーヴェイ・カイテル主演「レザボア・ドッグス」、ブルース・ウィルス、ジョン・トラボルタ、ハーヴェイ・カイテルの「パルプ・フィクション」、一番タランティーノらしくて好きなのはパム・グリア、サミュエル・L・ジャクソンの「ジャッキー・ブラウン」。残念だったのは「キル・ビル」2本にする必要は全く不要。コーエン組にもタランティーノ組にも出演するスティーブ・ブシェーミ、くせになる役者さんだ。
ラッセ・ハルストレム監督、若き日のジョニー・デップ、その弟役でディカプリオが秀逸だった「ギルバート・グレイブ」、トビー・マグワイアと美しすぎるシャーリーズ・セロン。渋いマイケル・ケイン、バックで流れる音楽が忘れられない「サイダーハウス・ルール」、ジョニー・デップとの「ショコラ」子どもの目線を巧く使う監督さんだよね。
映像が美しいジュネ監督の「アメリ」「デリカテッセン」「ロスト・チルドレン」、夢見そうなデヴィッド・リンチ監督の「ワイルド・アット・ハート」「ブルーベルベット」もちろん「ツインピークス ローラパーマー」実にカルトな監督さんですわ。
ユアン・マグレガーとの作品が多いダニー・ボイル監督の「トレイン・スポッティング」「普通じゃない」

やっぱきりがないので、ここらにしときましょう。 それこそ大御所が山ほど抜けてますしね( ^ω^ ) 一本ずつ抜き出して書くことがあれば、その時に書いてみましょう( ^ω^ ) 久しぶりに映画ネタ書いてて思いましたわ。最近の映画はまるで観てないなと(−_−;) もう少し暇になったら思う存分と思うけど、思うようにはいかんでしょうな( ^ω^ )

さて、ここまでくると好きな作品と大好きな女優さんが残りますが、これを書きたくて思い出したのかもしれんけど、一つあげるとすればビデオで観たビリー・ワイルダー監督の「アパートの鍵貸します」ジャック・レモンもめちゃめちゃ二枚目でないのが良かったと思うんだけど、彼が想いを寄せるエレベーターガールのフラン!笑顔がチャーミングでね。なんといってもシャーリー・マクレーンこそベスト(^_^)☆ 行き着くところ、この作品のフランに一目惚れしてうん十年(^_−)−☆



またまた映画の話でも(^。^) [面白くなければ映画じゃないっ!]

この前は映画を観始めた頃の話を書いた。今日は一番好きな俳優さんのお話を聞いてもらえたらと思うとります。

俳優さんで一番好きだったのはスティーブ・マックィーンだ。デビューはポール・ニューマン主演のボクシング映画「傷だらけの栄光(1956年)」のチョイ役!(残念ながら生まれる前の映画なので観てはいない)。あのギラギラした目付きが認められたのかTVドラマ「拳銃無宿」でスター街道を登り始め「荒野の七人」で主役のユル・ブリンナーを喰ってしまった。

1963年の「大脱走」で演じた独房王、鼻っ柱が強く反抗的な戦争捕虜ヴァージル・ヒルツ。 バイクで逃げてくのがカッコ良いんだわ!実はあのバイク、ドイツ軍のバイクを盗んで走る設定なので本来はBMWなんですけど、それでは柔過ぎて鉄条網をジャンプして越えられないと判断したマックィーン。それではとトライアンフ使ってるんですわ。TTってタイプなんだけど、今だとTR6トロフィーってバイクにあたるらしい。これがね、オイラが中古で原付買ったバイク屋さんにあるんですわ( ^ω^ ) 1967年式、走行距離93km排気量650cc。なんと、そのお値段168万円(>_<) ヨダレものです。宝くじ当たれば間違いなくオイラのモノなんですけど…夢です。この映画はオイラの中では毎年観たい映画ランキング上位。って書きながら去年も今年も観れて はないですけど(^。^)

次は「砲艦サンパブロ」上映時間196分。上映途中で休憩の入る映画なんですけどね。これは昨今のDVD売らんがために長回しするようなくだらない映画ではないので、これまた大好きな映画です。サンパブロの機関長ジェイク・ホルマン役。頑固で自分の主体性を決して失わない水兵さん。ぴったりの役だったと思いますわ。リチャード・アッテンボローとマコ岩松さんも抜群に良かった。この映画でマックィーンはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされてる。36歳で大スターになるわけだよね。その後は大富豪の泥棒、警部、カウボーイに銀行泥棒、ダスティン・ホフマンがシブかった脱獄囚「パピヨン」。

そして集大成の「タワーリング・インフェルノ」ポール・ニューマン演じる設計者の設計による138階建ての超高層ビルのこけら落としの日。手抜き工事が原因で火災が発生。徐々に火の手の勢いは増すばかり。ここで我がマックィーン様演じる消防隊長マイケル・オハラハンの登場だ。最上階に残されたパーティー客を救い出すのが彼の仕事。カッコ良いんですわ( ^ω^ ) どうみても危険な場所でしょう!ってところに「ちょっと、そこまで行ってくっか」って感じで真っ黒い顔になっても表情一つ変えずに淡々と仕事をこなして行くんですな。最後鎮火したあとでも来た時と変わらぬ態度で「次の現場が待ってるから、またな!」ってな感じで去って行く。マックィーンの真骨頂だと思いますわ。この映画のギャラが1200万ドル。当時のレートが1ドル360円ですから43億円。4200本くらいヒットを打ったピート・ローズが1974年に首位打者取った時の年棒が16万ドルで日本円で4672万円ですから凄すぎる額でしょう(^。^) 撮影終了後に二番目の奥さんアリ・マッグローと離婚されてるけど、どんだけ持ってかれたのか気になります(−_−;) 遺作となったのは「ハンター」映画館で観てるんだけど印象は薄い。

グローブとボールで一人遊びしてるトレーナー姿のマックィーン!消防服姿のマックィーン、大富豪役でビシッと決めてるのも良いけどラフな格好が抜群に似合う寡黙な男!なんちゅうのかな、孤独感の凄い強い役者さんだったように思う。

今、あんな感じの俳優さんて誰だろう?と考えてみた。あえて探せばメル・ギブソンか?マッド・マックスからリーサル・ウェポン、それから監督としてキリストの磔を描いた「パッション」。こちらはマックィーンの「民衆の敵」とは違って興行は当たったみたいだけどね(^。^)

噂では、ロケ先でアスベストを吸い込んだのが原因でがんになったらしい。そうであったとしても50歳で亡くなるなんて早すぎだと思いますわ(>_<)

久々に映画の話でも(^_^) [面白くなければ映画じゃないっ!]

オイラは特に映画が好きだったわけではない。きっかけは学校に行きたくなくなった頃があって自宅から学校に向かうバスに乗り込み、バス停をパスしては映画館でサボってた。弁当持参だ。当時は映画は2本か3本連続で上映されてて入れ替えはなかった。700円くらいだったかな?はっきり覚えちゃいないけど。当時公開されてたリストから拾うとダラスの熱い日、追憶、イルカの日、スティング、エクソシスト、セルピコ、デリンジャー、砂の器、狼よさらば、大地震、エアポート'75、007黄金銃を持つ男、アメリカン・グラフィティ、フリービーとビーン、エマニエル夫人、流石に百恵ちゃんの伊豆の踊り子は見ちゃいないけどね( ^ω^ )

当時の日本映画は若大将や仁義なき戦い、トラック野郎とかで寅さんを除けば、そろそろ斜陽の入り口だったかもね。書き出してると結構懐かしいですわ。映画も今と違って無駄に長い映画は無くって研ぎ澄まされてたと思いますわ。学校に行ったり友達の家で麻雀やったり映画観たりとぶらぶらね。何やってたんだか(^。^) 少ししたらハシカみたいなサボりも治ったけど映画の面白さはハマりましたわ( ^ω^ ) やっぱ洋画が面白かったと思います。黒澤さんもデルスウザーラとかの時代でピンと来ませんでしたもんね。アラン・ドロンやベルモンド。いろいろ観たけどアメリカ映画が面白かったと思ってます。

ポール・ニューマン、スティーブ・マックィーン、クリント・イーストウッド。映画の中身はどうあれ、この人達が出てれば無条件で観てた記憶があります( ^ω^ ) 日本映画ではどうでしょう?中身に関係なく名前だけで客を呼べる俳優さんのラストは今じゃ高倉健さんだけですな(もちろんオイラの世代に限ってだけどね)。外人さんではイーストウッドかな。一昨日ピーター・オトゥールさんが亡くなってた。おしゃれ泥棒にさよならチップス先生が懐かしい。健さんやイーストウッドの新作を観たいけど誰か企画してくれんじゃろか(^。^)

高倉健さん!プライベートな部分は江利ちえみさんと結婚されてた程度しか知らんけど「人生で大事なものはたったひとつ。心です」と健さんのインタビュー記事で読んだ事がある。映画の中と同様で言葉は少ないがカッコ良いですわ(^_^) 健さんのエッセイに「ウサギの御守り」というのがある。多分、江利さんにプレゼントされた御守りのことなんだろうけど
「そのウサギの女性となんとかまたなりたいなんて思って、そのお守りを持ち歩いてるわけじゃないんです。ええ、かけらもないんですよ、そんな気持ち。でも、あのときのあれをもらったときの、ぼくの思いは、ぼくにとっては、宝石のようにキラキラしているということです。<中略>ずいぶん一緒に旅をしました。そんなに大切にしていたものなのに。1990年の七月、映画祭で中国へ行った時、失くしてしまった。自然に取れて落ちてしまったのか、だれかがもっていったのか。あんなものを盗る人はいないはずだから、落としたに違いない。懸賞金をつけるから捜してください、などと同行の人たちに冗談めかして頼んだが、ついに出てこなかった。 そういうことなんですね。自分でもどうにもできない心…人を想うということは。
「愛するということは、その人と自分の人生を愛おしく想い、大切にしていくことだと思います」「幸せの黄色いハンカチ」の北海道ロケ中に僕が、山田洋次監督に愛するということはどういうことでしょうかと、その質問に対する答えでした。 <あなたに褒められたくて>より抜粋

健さんみたいに「男は黙って!」を目指しておったけど、酒呑んじゃヘラヘラ笑って減らず口叩いてるエロオヤジに成り下がったように思うとります。反省したっちゃ、健さんのような良か男にはなれんとやけん自分は自分のカラーば出して行くしかなかですばい( ^ω^ )

「人が心に想う事は誰にも止められない。」

久しぶりに映画館へ(^。^) [面白くなければ映画じゃないっ!]

今というときは、この瞬間しかない。この一瞬一瞬を精一杯生き切る、その積み重ねが充実した人生をつくり、躍動を生み出すのである。(生き方)

1月30日朝日の高倉健さんへのインタビュー記事「生きていくというのは何と切ないのか」・・・映画「あなたへ」のセリフの中で大滝秀冶さん演ずる船頭が海を見て「久しぶりにきれいな海ば見た」というのがあって台本を読んだ時、僕は「つまんないセリフだな」と思った。しかし本番で大滝さんがおっしゃったのを聞いて、言葉の深さに気づいた。私たちが住んでいる所はさほど美しいわけじゃない。しかし懸命に生きている。生きているからこそ、この言葉が出たんだ、と」 <中略> 人生には思いもかけない事が起きる。震災もそう。生きていくとは、何と切ないのか。大滝さんの「久しぶりにきれいな海ば見た」ですよ。生きていなければその風景を見ることが出来ない。この言葉の中に全てが入っている」-苦しくても生きていかないといけない。

その頃から楽しみにしていた「あなたへ」。27日月曜日、ノー残業を決め込み早めに切り上げて、夜8時に間に合うよう映画館へ。当日はメンズデイで1,000円ポッキリの日だ。ジュースにポップコーン持ってほぼ中央の良い場所へ。席指定じゃないって事は人が入る想定じゃないんだな(-_-) 団塊の世代のカップルがちらほら(^.^)

妻洋子(田中裕子)53歳を亡くした刑務官(高倉健)。葬儀の後 NPO法人の職員から手渡された遺言(絵手紙)。そこには「私の遺骨は故郷の海へ撒いてください」と書いてあった。また遺言はもう一通あると言う。彼女の故郷長崎県平戸郵便局留め。その受け取り期限は10日。車に遺骨を積み込み旅立つ健さん。「放浪と旅の違い知ってますか? 目的地のあるのが旅で、帰る場所があるのも旅って事になりますか」「夫婦やけんて、相手のことが全部はわかりはしましぇん」 なかなか深い(^。^) それぞれに時間が止まってしまった人々が悲しみを乗り越え、また流れの中に戻っていく。健さんの背中!ザ・男みたいなね(^。^) 田中裕子さんも実に可愛らしくて惚れますわ(^^♪

田中裕子さんが歌う「星めぐりの歌」。宮澤賢治の作詞作曲とは知らんかった(^。^) 良い歌です。まるで日本のマチピチュみたいな兵庫県竹田城址で歌ってたシーンが印象的で(^_-)-☆

星めぐりの歌<詩・曲:宮澤賢治>

あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。

大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。


たまには映画を観てみたい(4月10日) [面白くなければ映画じゃないっ!]

昨日は5月下旬並みの暖かさだったのかな?このまま行けば今週末は満開になりそうな雰囲気。桜って満開も良いんだけど桜吹雪もおもむきがあって良いですな(^。^) まぁ~美しい桜の木だけど、ホントは毛虫が嫌いなんであんまり近づきたくはないんだけどね(^^♪

そろそろゴールデンウィークが近づいてきた。バイクも車検に出さなきゃだし保険も更新しなきゃだし、やることは多い。というか未だに予定を決めてないのが危ないやね。毎年GWに無謀なチャレンジをし続けてる馬鹿男なだけに相変わらず学習能力ゼロ?と云われないためにも「予定決めて宿確保してから行こうぜ!」と自分の中では決めている。そんなわけで今年は多分どこにも出かけないかもだ(^。^) 

そうしたら何して遊ぶか?年に1度は観たい映画でも!マックィーンの「大脱走」「砲艦サンパブロ」シャーリー・マクレーンの「アパートの鍵貸します」ヘンリー・フォンダの「十二人の怒れる男」黒澤監督作品。タランティーノ「ジャッキー・ブラウン」、ラッセ・ハルストレム「サイダーハウスルール」、コーエン兄弟「赤ちゃん泥棒」、デイヴィッド・リンチ「ブルーベルベット」とまだまだ沢山有り過ぎて困ってしまう(^^♪ 

たまには大好きな喜劇でも観るか(^^♪ スティーブ・マーチンの「サボテン・ブラザース」なんて最高に面白いもんな。

泣ける映画!はなっから泣ける映画なんて書いてあったら絶対に観ないんだけど。あまり好きじゃないんだよね。「泣いてください!」みたいな映画は。映画って観終わったらハッピーな気持ちになんなきゃいけねぇ~よ!あとドンパチやってバンバン人が死ぬやつも嫌いかな(^。^) 水戸に居る頃、通ってたスナック!ママの娘さんがレンタルビデオ屋から借りてきたビデオ。お客さんもオイラしかいなくて何気なく観始めたんだけど、これが泣けた(>_<) 多分記憶にある中で一番泣いたような気がする。流石に声出して号泣なんて事は出来ないけど、つい魅入っちゃったんだね(^^♪ 

でその映画!タイトルは多分「ファミリー」だと思う。10年くらい前に観ようと思って探したんだけど無くて(>_<) うろ覚えのあらすじは、お母さんが病気になって余命幾許も無いと宣告される。旦那さんは手が不自由だったかで定職につけず酒飲みで腹が立つほど役に立たなかった。子供が10人ぐらいいて皆けなげなんだよね。その子達をお母さんが一人ずつ里子に出してくって映画なんだけど最後に残ったのが双子の兄弟で片方が障害を抱えていたんだよね。今、観て同じように泣けるかはわかんないけどあれば観てみたい一本だ。お店のママの娘さんも、今じゃすっかりお母さんになってるんだろうな(^_-)-☆

たまには映画をね(^。^) [面白くなければ映画じゃないっ!]

年に一度くらいは映画を、どうしても観たくなる!デッカイ画面で大きな音でね!最近はなかなか時間に余裕が無くって観れなくなったのが残念(>_<) ちょっと前までは本気でプロジェクター買おうかと思った事も!それでも大音量にする事は無理だなぁ~とあきらめた。

クリント・イーストウッドか高倉健さんが出てれば無条件に観るんだけどイーストウッドはもう出ねぇ~だろうな。健さんは今年80歳!8月公開予定の「あなたへ」。観たいんだけど「鉄道員(ぽっぽや)」に「単騎、千里を走る」みたいな映画だったら複雑だけど健さんの元気な姿が見れれば良いか(^。^) 

「生きていくというのは何と切ないのか」・・・今度の映画のキーワードなのかどうかわからないけど1月30日朝日新聞「談」でのインタビュー記事より抜粋
「あなたへ」のセリフの中で大滝秀冶さん演ずる船頭が海を見て「久しぶりにきれいな海を見た」というのがあって台本を読んだ時、僕は「つまんないセリフだな」と思った。しかし本番で大滝さんがおっしゃったのを聞いて、言葉の深さに気づいた。私たちが住んでいる所はさほど美しいわけじゃない。しかし懸命に生きている。生きているからこそ、この言葉が出たんだ、と」 <中略> 人生には思いもかけない事が起きる。震災もそう。生きていくとは、何と切ないのか。大滝さんの「久しぶりにきれいな海を見た」ですよ。生きていなければその風景を見ることが出来ない。この言葉の中に全てが入っている」-苦しくても生きていかないといけない。

やっぱ健さんを観ないっちゅうわけにはいかんじゃろう!

今週末、観たくて観たくて仕方なかった『黒部の太陽』がBSで放映される!生きてるうちには観れないと思ってただけに、今からワクワクソワソワしている(^_-)-☆


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