雑感(2月3日 節分) [なんか良いことないかな~]

今日は節分。アメリカの大統領選が始まって、隣の国では何処に飛んで行くんだかわからんようなミサイルの発射準備しとると云うし、中東にEU経済、ジカ熱、安倍さんも、そろそろお腹痛くなって来たようだし、あんまり良い流れとは言えませんわな。こういう時は「福は内、鬼は外」てなもんで、豆まきせにゃならんかな(^.^) ところで恵方巻き?何やらチラシは恵方巻きだらけ。太巻き咥えて、どっちかを向いて静かに食べきる。何やら行儀の悪い作法なので神様とは無関係でしょう(^^)

年末に受けたドックの結果で要再検査、2月12日に内視鏡検査の予約を入れて来た。オイラは、どうにも、あのホースみたいなもんを飲み込むのが苦手で(。-_-。) 今度の先生は鼻からだから平気だと云うのだが、何を基準に平気と云うのか理解が出来ん(♯`∧´) とは云え内視鏡検査を受けざるをえんでしょうな。吐きそう(>_<)



事大小と無く、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用ふ可らず。人多くは事の指支うる時に臨み、作略(さりゃく)を用いて一旦其の指示を通せば、跡は時宜次第工夫の出来るように思えども、作略の煩(わざわ)ひ屹度(きっと)生じ、事必ず敗るるものぞ。正道を以って之を行へば、目前には迂遠(うえん)なる様なれ共、先に行けば成功は早きもの也。(南洲翁遺訓)

大きなことでも、小さなことでも、正しい道を選んで進み、至誠をもってことにあたるべきで汚い策略など、一つもめぐらしてはならない。世の中の多くの人は、ことが行き詰れば、その時になって、なりふり構わず、その場しのぎの策略を用いがちで、「とにかく、いま目の前にある大きな問題さえなんとかすれば、そのあとは、その時その時で、工夫次第…」などと思うものだけど、あとになって必ず、その策略の歪みが出てきて、結局のところ、何もかもダメになる。
正しい道を選んでそれを実行する。と言うと一見すると、回りくどくて現実的ではないように見えるかもしれない。けれどあとになって振り返るとその方が結局のところは早く確実に成功する道だったということがわかるはずだ。

世渡り上手の小賢しい策略は最初のうちは効果を発揮するかもしれんけど、いつの間にかその人の心身を蝕み、周りの人も不幸にしていく。メッキは剥がれるのもの。何れにしても残るのは純金のみだ。(松浦光修著 [新訳 南洲翁遺訓]より )

企業、政治家、タレント、どの商売(政治は商売では無いとは思ってますが)もやっぱ嘘つきがわかってしまうと駄目でしょう。わからなきゃ何を言ってもやっても良い。自分さえ良ければ良い。ペコリと頭下げれば良かろう、しばらく低姿勢で居れば……思いもよらぬところから、ほころびが出てしまうと、もはや信を無くしてしまうものだ。

日本版顧客満足度調査(JCSI 調査)で毎年トップ3にいたディズニーが今年はベスト10から外れてしまっているとの記事を目にした。理由は、値上げ、マンネリ、雰囲気の悪化…また来たいと思わせる要素が減ったらしい。USJ、ハウステンボスにも追い上げられ利益重視で、どこかに歪みが出とるんでしょうな。タガが緩んで従業員から変な写真がアップされなきゃ良いけど。

豆とインスタントコーヒー買って来ようっと(^_−)−☆

清原は大馬鹿野郎だ(♯`∧´)

雑感(2016年1月29日) [なんか良いことないかな~]

早いもので、もう一月が終わってしまう。親族一同集まって宴する睦び月(むつびつき)から「睦月」と呼ばれるそうだが、なかなか親族が集まる機会も少なくなってしまった。親の兄弟とも離れてしまうと年賀状が精一杯だ。朝の散歩で目にするのは空き家の多い事!前橋が特に多いのかもしれないが、思うに、親が建てた家から首都圏に出て就職し、地方に転勤。その地で自分の家族を持ってしまえば、親の面倒見るために戻ろうとは考えにくい。

『帰らんちゃよか帰らんちゃよか
今度みかんば、いっぱい送るけん
心配せんでよか心配せんでよか
親のために、お前の生き方かえんでよか
どうせおれたちゃ先に行くとやけん
お前は思ったとおりに生きたらよか』<一部抜粋>

切なか歌ですばい(。-_-。)

結果、少子高齢化で一人暮らしの年寄りも多く見かける。先日、降り積もった雪は、今も凍結して残っている場所がある。空き家であったり若い働き手がいない事で雪掻き出来ないのか、若いのが居ても、我関せず、なんて事はないと思うけどね。明日からまた冷え込んで雪になりそうな気配だけど、出来れば予報は外れて欲しい( ^ω^ )

アベノミクスを三年にわたり支えて来た大臣が、口利き料として現金を貰ったとかで大臣辞めたとニュースになってた。

『分(ぶん)に非(あら)ざるの福(ふく)、故なきの獲(かく)は、造物(ぞうぶつ)の釣餌(ちょうじ)に非ざれば、すなわち人生の機妌(きせい),この処、着眼高からざれば、彼の術中に堕ちざること鮮(すくな)し』後集126

自分には分に過ぎた幸福や、正当な理由もなく得た授かりものは、天が人を試そうとする餌でないとしたら、この世の落とし穴である。こんな場合には、目の付けどころを高くして、惑わされないようにしなければ、たちまちその術中におちいってしまう。

次は石原伸晃さん、頭は良いのだろうが、いらん事を喋り過ぎるのが昔からの欠点。他に人材がおらんのかもしれんね。

まさかの衝動買いで、月曜日に車を購入してしまった。ビックリポンや!納車は2月の末か3月の頭。前車は9年で7万キロ、ほとんど乗らんかったものなあ。今度はどれくらい乗るのか?以前バイクで走り回った場所を車で辿り直すのも、ありかもね(^_−)−☆

雑感(2016年1月24日) [なんか良いことないかな~]

昨日今日と表にも出ず、いわゆる引きこもりだ。二階のベランダから、何か動く音がしてると見に行ったら風が強いのなんの(>_<) ビニール温室が風に煽られてゴトゴトと台ごと動いてたんですな。まあ雪が降らんだけでも良しとしますべ(^.^)

木曜日は大宮で若手のCS研修会に参加。エビングハウスの忘却曲線によれば、人間は1日経てば75%忘れる動物。「誰かと一緒にいたなあ〜」程度しか覚えちゃおらんだろうな( ^ω^ )

サッカーオリンピック予選は残すは2試合。同世代ではアジアベスト8の壁を越えられず悔しい思いをしてたと思う。こっから先は未知の世界、嫌なプレッシャーだろうが楽しんで(^^)
彼らは常に日替わりヒーロー、今スーパーな選手は見当たらないが化けそうな選手もチラホラ。次勝って、まずはオリンピックを決めてもらいましょう。

錦織圭、次はおそらくジョコビッチ!なんか勝つ方法はあるでしょう。相手だっていつも完璧なんちゅう事はないし。ビックリしたのは大坂なおみちゃん!サービスの凄まじい事、男子顔負けでしょう。オリンピックはどの国から出て来るんだか?是非日本代表として出て貰いたいですわ。

そうそう!日本人関取の本場所優勝!おめでとうございますm(__)m 日本一のお嫁さん貰いましたね。それにしても、白鵬の取組のおかしかった事!気持ちが切れたと云ってしまえばそれまでだが。今場所は変な立会い多かったものね。栃煌山が苦手なのか小手先でかわすような相撲を取り始めたら終わりですな。3横綱の力に陰りの見えた場所、また休場した力士も多くって琴奨菊に運もあったと思うけど、運も実力!稀勢の里も嫁さん貰えば運が良くなったりしてね( ^ω^ )

山本周五郎さんの小説に「ひとごろし」という話がある。

双子六兵衛は臆病者といわれていた。
お抱え武芸者仁藤昴軒は剣術と半槍の名人だが、殿様のお側小姓狩野平兵衛を切って退散。藩公は激怒され討手をかけろと命じられたが、相手が相手なだけに名乗り出る者もなく、そこに家中随一の臆病者が名乗りを上げたのだからビックリだ。

討手を名乗り出たものの、どうすれば上意討ちが叶うのか?とんでもないアイデアを思いつく。昴軒が宿に着くなり「その男はひとごろしです!福井で人を殺して逃げたんです。いつまた暴れ出して人を殺すかもしれません。皆さん用心してください。」それはどこの店でも宿でも切れ目なく続けられる。挙句に六兵衛には"およう"と云う相棒が増え、二人が交代でひとごろしと叫ぶものだから昴軒は寝る間もなく、げっそりと痩せ細り、ついには生きる事を諦めた。彼は云う。
「強い者には勝つ法がある、名人上手といわれる武芸者はみなそうだった、みやもとむさしなどという人物もそんなふうだったらしい、だが違う、強い者に勝つ法は必ずある、そういうくふうは幾らでもあるが、それは武芸の一面だけであって全部ではない、それだけでは弱い者、臆病者に勝つ事はできないんだ」

古い映画だが松田優作主演で昴軒役には丹波哲郎さん、欽ちゃん主演で次郎さんが昴軒。どちらも観てみたい(^_−)−☆

雑感(2016年1月18日 雪は大変です) [なんか良いことないかな~]

いつから降り出したのか?朝、車の屋根に積もった雪は15cm程か。2年ぶりに雪掻きが必要な雪の量だ。

普段、雪の無い生活に慣れすぎてるせいか、2年前の教訓が生きていないのだろう。昨晩より雪が降るとの予報があったと言うのに冬タイヤを装着した車は少ない。チェーン着用車がちらほら。慌てて着けたのか、FFの車なのに後ろのタイヤにチェーンを巻いてる車を発見。今回は珍しく除雪車両も朝から動いてた。流石に行政は以前の教訓を活かし「おめえらバカか」との叱責は受けぬよう早めの対応で、その心がけや善し。街中の駐車場や歩道も早くからスコップで雪掻きしてた。ただ、幹線道路から一歩中に入ると、住む方も高齢者だったり住んでる方が減少してたりで雪掻きは進んでいないように見えた。

1日内勤し、早めに帰宅して屋根からの落雪でうず高く積もった歩道の雪を、せめて人が通れる程度に雪掻き実施。やたらと息切れして疲れた。雪国の年寄りはさぞかし大変じゃろうと妙に納得した(。-_-。) 明日も雪が降るような話もあったが、まずは凍結に注意せねば。

『大沢悠里のゆうゆうワイド』TBSラジオで1986年から始まった長寿番組が2016年4月8日で終了するそうだ。車で移動中、金曜日のさこみちよさんとの掛け合いが絶妙な「お色気大賞」が好きでね( ^ω^ ) 。毒蝮さんの「きたないジジイだね全く、どっから来やがった(^^)」と心温まる老人との掛け合いが嬉しい「ミュージックプレゼント」、秋山ちえ子の談話室に、永六輔さんと遠藤泰子さんの「誰かとどこかで」遠藤さんが毎回喋ってた「この番組は味を大切にする桃屋がお送りします」のフレーズが実に懐かしい(^.^)。悠里さんも齢74歳だそうだ。確かに朝から4時間生放送を続けるには気力、体力が十分とは言えなくなって来るには違いなく(。-_-。) オイラも随分ラジオから遠ざかってたけど4月まで聞ける時は聴くとしますか(^_−)−☆

雑感(1月15日) [なんか良いことないかな~]

悪いニュースと魚は、時間が経つほど臭くなる。

「臭いものには蓋」蓋はとってしまわないといつまでも臭いの元は取れない。

過剰なコンセンサス社会なんだそうだ。なんでもかんでも合意を得る必要ってあるのだろうか?給食費も払わぬ小金持ちのモンスターペアレンツにクレーマー、教育委員会、聞きたくもなかったが70のお嬢さんを60のお兄さんが馬乗りになって乳を揉んだと訴えたセクハラ騒動。彼らは自分の名誉や銭、色欲だけが関心事であって、市民の安全・安心を守るなんて事は、これっぽっちもない欲ボケの年寄りなのだ。

<空腹と高徳>常岡一郎
ご馳走を見て喜ぶ。これは健康な人なら誰でも出来る。ところが麦飯と漬物だけとか、玄米とゴマしおの生活。これをにっこり笑ってたのしく食べる。これはよほど心の出来た人である。さもなくばすばらしく空腹の人である。
こう思うと空腹の人と徳の高い人格者とは、同じ高さに立っていることになる。満腹の人にはまずいものに向かっておどり立つほどのよろこびは湧いて来ない。

オイラの子供時代は、そりゃあもう空腹で( ^ω^ )


福島の炉心溶解から丸五年経とうとしているのだが、今、炉心はどういう状況にあるのか?廃炉のスケジュールが守られているとは思えないし、そもそも見に行こうにもロボットは強烈な放射能の影響によるものか、途中で走行不能となり瓦礫となっている。炉心を冷やすための水はひっきりなしの注入。汚染水も処理の限界を迎え、いよいよ万能の海に垂れ流すしかないのではないか。「Some may have concerns about Fukushima. Let me assure you, the situation is under control. It has never done and will never do any damage to Tokyo. 」「アンダーコントロール!」格好良かったな~(^.^)



録画してあった高橋真梨子さんのコンサート(2015年11月)を見ながら、明日のゴルフの準備中。ヒートテックの上下にホッカイロを揃え厚手の靴下をバッグに詰める。寒くなきゃ良いんだけど…

「時の過ぎゆくままに」「五番街のマリーへ」「桃色吐息」。大好きな『ごめんね』が流れてる。

「好きだったの それなのに貴方を傷つけた
ごめんねの言葉 涙で 云えないけど 少しここに居て

悪ふざけで 他の人 身を任せた夜に
一晩中 待ち続けた 貴方のすがた 目に浮かぶ

消えない過ちの 言い訳する前に
貴方に もっと尽くせたはずね
連れて行って 別離(わかれ)のない国へ」

たまりませんな(^_−)−☆


雑感(2016年1月12日) [なんか良いことないかな~]

今日はやたらと寒い(。-_-。) 定時で帰宅し真っ先に入浴。やっぱ風呂は落ち着く( ^ω^ )

昨日は1月11日
成人式 のニュースが流れてた。
嬉しいはずの、晴れて大人の仲間入りをする門出の日。社会に対する不満もあるだろう。今に見てろ!の反骨精神大いに結構。ただ、何故の暴力か?晴れ姿を一目見ようとお祝いに駆けつけた方が新成人の車に跳ねられる。酒に酔って初対面の同い年に殴り殺される。全く、なんて日だ!成人式のイベントって必要?
オイラは成人式に着ていく晴れ着も無く、何やら後ろめたい気がして参加しなかったのを覚えてる。ただ何処で何してたか?友達の下宿先で呑んだくれてた気もするが定かではない。オイラの妬みかもね(^.^)

常岡一郎<一日一言>より
一寸の暇があれば怠ける。遊ぶ事を考える人がある。その逆に、一寸の暇があればすべき仕事を見つける人もある。働くことを楽しむ。その両者のその日、その日に大差はない。左へ一歩出る。右に一歩出る。その差は僅か一歩か二歩である。然し積み重ねたら左右の開きは大きくなる。どんな人でも生まれた時は赤ちゃん。日一日育つのはよく分からぬ。然し二十年経てば立派な成人式をやって貰う。(中略)積み重ねの貴さである。


その夜「初めてのおつかい」を何年ぶりかで見る。少しあざとい気もしないではないが、小さき子らの無意識の優しさ、笑顔、毎度聴き慣れた挿入歌。つい応援したくなるのは仕方ないだろう(^.^)
<しょげないでよBaby>
しょげないでよBaby 眠ればなおる
ママのわがままは心配するなよ
しょげないでよBaby 散歩へ出よう
おみやげの花束探してお家に帰ろう

日本人だからこそ成り立つ番組だと思いますわ( ^ω^ ) 外国であんな番組やったら成立せんと思うけど、 どうでしょう(^^) それにしても、あの無垢な子ども達の中からも、荒れた新成人になったりする子も出たりするんじゃろうね、と思うオイラが悲しい。

日曜日から大相撲が始まった。いきなりの稀勢の里の脆さ!一度は助かった黒星なのに、輪をかけた酷い負け方で、ありゃ5敗分の負けでっせ(。-_-。) 正月早々、みんなから日本人力士で最も優勝して欲しい力士と、周りで言われれば言われるほど、目をしばたかせ緊張はMAXへと向かう悪い癖。大事な試合になればなるほど固くなるメンタルの弱さ…育った環境なのか?本当にこればっかりは不思議で。今場所の照ノ富士、足がまだ悪いのだろう。デカイ相手には苦労しそうだけどね。白鵬も磐石とは言えず、面白そうな場所になりそうだ(^^)

同じく日曜日の「真田丸」
視聴率は良かったらしい。草刈正雄の昌幸!イメージに近い感じしますわ。これから50話の長丁場、九度山に蟄居させられた年数がやたらと長いのだが、そこがどう描かれるのか楽しみですわ。

風邪
自身、年末に風邪を引き往生したが、年明けも風邪は流行ってるみたいでゴホゴホしてる子が目立つ。もう一回引きなおすのも癪なのでマスク着用してますけどね。でも一度罹かってるので免疫ありと思うのだが、引きなおすって事はあるのかしら?ついでだが、何故インフルエンザは「罹る」のに、風邪は「引く」なのか?邪(よこしま)な風を引く(吸い込む)、ってところからきてるらしいけど、本当かしらね(^_−)−☆



雑感(2016年1月10日) [詩・本]

仕事初めから一週間。やっとこさ週末を迎え、前橋では初市祭り。ダルマ供養で幕開けし、ダルマや縁起物を求める人々で賑わうんですけどね。結構お高いんですわ。それでも夜がふけていくと、投げ売り状態と言うか、価格交渉は当たり前( ^ω^ ) ダルマは七転び八起きの縁起物、商売繁盛にはもってこいだものね。

夕方、近所の蕎麦屋さんに散歩を兼ねて出掛けた。立地の場所が悪いと言うか、看板だけはあるのだが店の姿は表通りからは見えず。店の前に立つと、打ち水が施してあり店構えに、もてなす心意気を感じる。民家を改築した作りとなっており上がり框で靴を脱ぎ奥の座敷へ。いなか蕎麦の大盛りに野菜天ぷらを付ける。蕎麦の香りもあり、のどごしもしっかりしてる。値段も含めてちょうど良い!天ぷらは舞茸、ナス、カボチャ、サツマイモ、人参、生姜、と何かの葉っぱ。これまたちょうど良い( ^ω^ ) 多分、この店はかなり上位のお店やと思いますわ。

今日からスタートする大河ドラマは三谷幸喜の「真田丸」、あのお方は直近の映画でも羽目を外しすぎてるきらいもありますが、今回はどうなりますでしょうか?( ^ω^ )

タイトルの真田丸、石山本願寺跡地に秀吉が築いた難攻不落の巨城。そんな城の唯一の弱点と考えられていたのが堀を持たない南側。その場所に武田信玄の丸馬出を模し、門外に出丸を設け鉄壁の守備態勢を築いたのが幸村48歳の時。舞台は大阪夏の陣!守る諸将は長宗我部盛親、毛利勝永、後藤又兵衛基次、明石掃部全登(あかしかもんてるずみ)、真田幸村。それなりに能力は高いのだが、全員負け組の浪人。その連中の中で特筆すべきは徳川の大軍に二度も土を付けたのは真田のみ。豊臣側に運がなかったと言えばそれまでだが、総大将の能力の無さ。秀頼が表に出ず、淀君と大野治長と言う戦を知らぬバカ女と小賢しい評論家のような官吏が上にいた事か。いつの時代も無能な親方を持つと不幸だ。

「天の時、地の利、人の和」時期、実力、徳、どれが欠けても上手くはいかんちゅう事でしょうな。武田信玄は病に倒れ、上杉謙信もまた時を得ず、黒田官兵衛、伊達政宗も惜しかった。

戦国武将の中でも特にゲリラ戦のスペシャリストとして異彩を放っているのが真田家。武田、上杉、北条、徳川、豊臣と、一族、領土を守るためには平気で主を変えてでも、生き延びる道を選択するダルマみたいな一族。

火坂雅志『真田三代』より一部抜粋
<上杉家の人質時代の幸村(18歳)>
真田の家には「義」という思想はない。
義とは、儒教でいうところの仁義礼智信、すなわち五常のひとつである。私利私欲を捨て去り、人と人との信義に重きをおき、おおやけのために何ができるかということを行動原理の中心にすえる。それが、義の思想にほかならない。しかし、「義など、形なき神や仏を拝むのと同じで、しょせんはまやかしにすぎぬ。人を都合よく動かすために、さも有り難そうな口実を唱えておるだけよ」根っからの合理主義者である父昌幸の影響もあり、幸村は上杉の義には最初から懐疑的であった。
・第1次上田合戦 徳川方の大軍を退ける

<関ヶ原の戦い(幸村34歳)>
幸村の舅にあたる大谷吉継が上杉討伐の為、会津遠征軍に参陣する途中、石田三成から豊臣を助けて欲しいと頼まれる場面
「おぬしには大将たるものにもっとも必要な資質、徳がないからだ」「徳だと」「そうだ。大将の要害は徳にあり。徳あるところ、天下これに帰す。徳をもって家臣や民に接すれば、その大将にはおのずと人が従ってくる。悲しいかな、おぬしは理が勝りすぎ、徳が欠けている」
・第2次上田合戦 徳川秀忠率いる圧倒的大軍を上田に足止め

<大阪冬の陣において真田丸の戦いで徳川方を退けた直後、家康の言伝を告げに来た叔父信尹(真田信昌)との場面 幸村48歳>
「それがしには、領地より大事なものがございます」「その大事なものとやらは何じゃ」叔父信尹が聞いた。侍にとって、禄以上に大事なものがあるとは思われない。「誇りにございます」幸村は言った。「誇り…」「叔父上は、数ある信濃の小士豪のなかから、真田家がここまで生き残ってこれたのはなにゆえと思われます。それは、知恵を働かせて巧みに立ち回ったからだけではない。小なりとはいえ、独立した一族の誇りを失わず、ときに身の丈よりはるかに大きな敵にも、背筋を伸ばして堂々と渡り合う気概を持つ。それでこそ、我が一族は、亡き太閤殿下、大御所にも一目置かれる存在になったのではございますまいか」「それはそうかもしれぬが」「目先の餌に釣られ、世の理不尽にものを言う気概を捨て去っては、一族を興した祖父さまや、表裏比興(ひょうりひきょう)と言われながらも、おのが筋をつらぬいた父上に申しわけが立ちませぬ」「そなた…」「おのが心に忠実であること、武士としてのそれがしの義にござります」

・大阪夏の陣 幸村49歳 堀を埋められ打って出るのみ、勝ち目の無い野戦で死に場所を求めた漢達。目指すは家康の首一つ!寂しい話ですな(。-_-。)

ほんとうにどういう描かれ方をするのか?幸村の父、昌幸の活躍した信州上田、上州沼田は近い(^.^) 堺雅人の幸村!以前鹿島神道流の塚原卜伝でちょんまげ姿は拝見しており殺陣もそつ無くこなされてたので心配はしとらんけど、大泉洋の信之?まあ吉田羊の旦那役ちゅうのが許せんだけですけどね(^_−)−☆

雑感(2016年1月5日) [なんか良いことないかな~]

本日より仕事始め(^.^) 年末年始は結局ズルズルと鼻水・クシャミが続いてボーッとした感じでね(。-_-。) なんとなく不透明な感じ?

寝てると本読むかTV見るかくらいでね。あんまり良い話は聞こえて来んかったですね(^^) サウジとイランの国交断絶。年頭から嫌な話題で…シーア派とスンニ派の宗教対立?原油安もこの先どうなるんだか。サウジにある聖地メッカの巡礼は認めるらしいけど、トルコ、シリア、イスラエル、バーレーン、イラクにIS国。中国もサーキットブレーカー働いて先行き不透明なスタート。安倍さんが、やたらと挑戦を連呼してたらしいけどイヤ〜な感じだ。

我が家は救急指定病院の近所にあるため救急車の行き来は多く見かける。今も、サイレンを鳴らし救急車が1台走ってた。特に今年は寝たきりだったせいか、やたらと走ってたような気がする。

世界も国内も不透明な幕開けで、おまけに株安で企業もどう転ぶんだか?変な話、今年の抱負は健康な身体であり続ける事!健康な肉体にこそ健全な魂は宿る!なんといっても自身が救急車のお世話にならんようにせにゃなりまっしぇん( ^ω^ )

そろそろエスタックイブ飲んで出掛けるとしますべ(^_−)−☆

2015年大晦日 [詩・本]

我行精進 忍終不悔(がぎょうしょうじん にんじゅうふけ)

何せ年末押し迫ってから寒かったせいか、28日の夜から微熱と咳・鼻水・だるさでまるで寝たきり老人の生活ですわ。おかげで大掃除も浴室とトイレが精一杯で…年賀状もさっき中央本局に出掛けて渡してきた(なんと職員が表に出て「年賀状ください」と書いた袋持って立ってた。駆け込みで出しに来る奴が大勢いるんですな)。あんまり飯も食べとらんので痩せた気もする。やっとこさ食欲も出て来たが、あと鼻水がなんとかなれば(^.^) 来たる2016年は前厄らしい。今回の風邪も、何かの兆候なんかもしれんね( ^ω^ )

来年は震災から5年。原発も何年もゼロで賄えていたのに続々と再稼働に舵を切っている。日米原子力協定が、2年後切れてしまう。日本のプルトニウム貯蔵量は国内外合わせて40トン以上。核廃棄物の最終処分場も持たず高速増殖炉もんじゅの稼動も未定のままでプルサーマル計画は進んでいない。ひょっとしたら日本の半分が住めなくなったかもしれないのに、再稼働に対しては意外とハードル低かったよね。

真山仁著「そして、星の輝く夜がくる」より抜粋

主人公小野寺が子供たちに「がんばるな。我慢するな。腹立つことをぶちまけろ」と呼びかけ作らせた壁新聞。
"遠間市立遠間第一小学校の諸君
町は全然復興しないし、家にも帰れない。
こんな生活はイヤだ。いや、おかしいぞ!
みんな、もっと怒れ、泣け、そして大人たちに、しっかりせんかい!
と言おう。
『わがんね新聞』は、世の中と大人たちに、ダメだしをする新聞です"

阪神淡路で被災した小野寺を東北に応援教師として派遣した森永元校長の言葉
「人は皆、忘れていくもんだ。だから生きていけるとも言える。特に辛い経験は忘れた方が良い。失ったものをいつまでもくよくよ悩むべきではない。形あるものは必ず滅びる。生き物はね、生まれた時から死を運命づけられているんだよ。それが、早いか遅いか、突然やってくるか緩やかに訪れるかだけの違いだ」
「おかしなもんで、忘れないでというと忘れてしまいたくなるのが人情やねんな。人は本当に大切なことは決して忘れない。けどな、過去に縛られたらあかん。大切なのは今日であり、未来やろ」
だが、悲劇の渦中にいる人にそう告げるのは酷である。
「じゃあ、ああいうのは反対ですか」
「そうは思わんよ。あれで救われる人もいてはるんや。一生懸命自分たちを覚えていて欲しいって訴えることで、がんばれるからね。だから、私は彼女たちを応援したい。けど、それでも人は忘れていくもんや」
まるで禅問答だ。


なんちゅうのか考えさせられましたわ。子ども達との向き合い方、ボランティア、マスコミ、行政、総じて大人全般にぶつけられてる気がしますわ…子供は弱い、守ってあげなきゃいけない。大人はすぐそう言う。だが、弱いのは大人の方だ。自分たちが教えられるのは、知識や浅はかな経験しかない。だが、子供達は、命の輝きを惜しげもなく教えてくれる。

今年一年お付き合いいただきありがとうございました。
多分、今年の風邪を引きずっての年明けを迎えそうです。年明けは4日までには復調を予定しておりますが、皆様方もくれぐれもお身体にご注意なされ、良い年末年始をお過ごしください。来たるべき新しい年が皆様にとりましてより佳き一年となりますよう心からお祈り申し上げます。

雑感(12月26日) [なんか良いことないかな~]

昨日の晩、空を見上げるとデカイ満月が出てた。それにしてもクリスマス?オイラは社会人となり天命を知る年齢になるまでは、ほとんど仕事してた気がする。年末って何故か忙しかったんだよね(^.^) 休日と重なり時間あった時には、先輩と飲み屋で呑んだくれてたし、クリスマスを祝う文化はなかったようだ( ^ω^ ) そんなオイラだが、耳従う歳に近づいたこの2年は自分の家でTV観ながら過ごしてる。まるで枯れてしまったようだ(^.^) 部署も変わったし、呑みに出る機会が圧倒的に減ったのもありますけどね。最近じゃ呑むとすぐ眠くなるし、酒が弱くなった自覚も十分。看板に掲げた「美味しいお酒が飲めたら… 」なんて言えなくなっちゃいそうで( ^ω^ )

今朝も1時間半の散歩。家を見るのが好きなのと、車を気にしなくても良いので、公道を避け住宅街を選んで歩いている。花の手入れの行き届いてる庭を見ると嬉しくなってしまう。盆栽の手入れも大変そうだ(^o^) 玄関先にはクリスマスのリース、LEDでの電飾も根付いてる文化なんですな。まあ正月過ぎて付けてて大丈夫らしいけど、しめ飾りもあるし28日に付け替えか(^.^)

昼に紀伊國屋さんで正月用の本を物色。来年の大河は真田丸!原作本とは違うが読み応えありそうな火坂雅志著「真田三代 」。タイトルに惹かれて手に取った原宏一著「握る男」、震災後に福島原発に取材に入ってた真山仁さんの「そして、星の輝く夜がくる」を購入。ついでに読めたらだけど、何年も前に買ってお蔵入りしてるカルロス・ルイス・サフォンの「風の影」、ジョセフ・フィンダー著「解雇通告」の5冊。こりゃ読みきれませんな( ^ω^ )

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あったかい陽射しが恋しいのは花も一緒か(^_−)−☆

「往く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし」

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