蜉蝣 [詩・本]

雨も上がり、今朝はすっかりお日様も元気そうだ。花に水やりしようと近づいたら鉢の脇に虫がへばりついてる。ウスバカゲロウ?2本の尻尾を広げてゆらゆら揺らしてる。覗き込むと黒い目玉に細長い胴体で、実に弱々しい。

『I was born』<吉野弘 >より一部抜粋
父は無言で暫く歩いた後 思いがけない話をした。
蜉蝣という虫はね。生まれてから二、三日で死ぬんだそうだが、それなら一体、何の為に世の中へ出てくるのかと そんな事がひどく気になった頃があってね
僕は父を見た。父は続けた。
友人にその話をしたら 或日 これが蜉蝣の雌だといって拡大鏡で見せてくれた。説明によると 口は退化して食物を摂るに適しない。胃の腑を開いても 入っているのは空気ばかり。見るとその通りなんだ。ところが、卵だけは腹の中にぎっしり充満していて ほっそりした胸の方にまで及んでいる。それはまるで 目まぐるしく繰り返される生き死にの悲しみが、喉もとまで こみあげているように見えるのだ。寂しい、光の粒々だったね。私が友人の方を振り向いて<卵>というと 彼も肯いて答えた。<せつなげだね>。そんなことがあってから間もなくのことだったんだよ、お母さんがお前を生み落としてすぐに死なれたのは。

いつ読んでも強烈だ( ^ω^ )
さっき見た蜉蝣が雄なのか雌なのかわからぬが、種の保存が出来ているのであれば良いのだけど(^_−)−☆


雑感(2014/02/07 新津春子さんの事) [詩・本]

雪が降るなんて騒いでたけど暖かい1日で拍子抜けした。残念なのは明日が雨の予報な事だ。少しづつ外れているのだから明日も外れてくれんじゃろか(^.^)

先日録画しておいた「プロフェッショナル 仕事の流儀 」を観た。2013/2014清潔な空港世界一を2年連続で受賞した羽田空港。それを下支えしている1人が、ビル清掃コンクール日本一の称号を持つ新津春子さん。清掃技能コンクールで日本一を最年少で受賞している清掃のプロだ。彼女曰く「やってることが清掃を超えた職人だと思ってる」。出社のたびに毎日欠かさないのが鉄アレイを使った筋トレ。総勢300人からいる清掃員を束ねる責任者の一人でもある。場面にカルキが付いて黒ずんだ冷水機が映し出される。汚れの種類によって使い分ける洗剤は80種類以上。まずは弱いアルカリ洗剤で軽く流す。ステンレスを痛めぬよう細心の注意を払いながら丹念に汚れを落とす。「材質に対して優しく掃除をしてあげる。」この辺りはクリーニング業界共通の意識だとは思うが。さらに冷水機の裏側の汚れにも目を配る。「常に清掃の職人であれ!」と自らに言い聞かせる彼女。「ただ綺麗にするのでは無く、気配りこそが重要だ」と言う。ちっちゃいお子さんが這って遊んだりするのでアレルギーとかに注意しなければならないと空港ロビーの床をじっと見つめる彼女。彼女が大切にしている流儀とは『「やさしさ」で清掃する。心を込めないと出来ない。』「私たちが毎日丁寧にやることでお客様もゴミを捨てにくくなる。」

日本人残留孤児の父親と中国人の間に生まれ、中国では日本人は帰れといじめられ、日本に来たら中国人は帰れといじめられた。雇ってもらえた清掃のアルバイト。存在を認められず悩んだ。23歳で羽田の清掃員として働くようになって転機を迎えた。清掃のプロの上司に出会えた事だ。常に言われたのは「もっと心を込めなさい」。心なんて見えないものだし、どうすればいいのかと悩んだそうだ。3年後、その上司にすすめられた「全国清掃技能選手権に参加してみませんか」と。自分では絶対勝てると思っていた予選会で、まさかの2位。上司に言われたのは「心に余裕がないと、良い掃除は出来ませんよ」。自分で綺麗になったかを判断するのでは無く、掃除を依頼した人が綺麗だと納得していますか?その場を使う人を思いやる気持ち、見えない場所、匂いまで気を配る事が出来ていたか? 2ヶ月後、思いを新たに臨んだ全国選手権で優勝する事が出来た。上司に報告したら「優勝するのはわかってましたよ!」との言葉。何年間も、いちども褒められた事のなかった上司から初めて褒められた瞬間だ。その時を思い出し、今でも涙を流す彼女に感動した。(^o^)
彼女を見ていて思ったのは「忘己利他(もうこりた)」己を忘れて、他を利するは、慈悲の極みなりと云う言葉。「この人には絶対神様が付いてなきゃいけないし、美しい子供を育てる女性!幸せになって欲しいな」と正直思いましたわ(^_−)−☆

「便所掃除」濱口國雄
扉をあけます
頭のしんまでくさくなります
まともに見ることが出来ません
神経までしびれる悲しいよごしかたです
澄んだ夜明けの空気もくさくします
掃除がいっぺんにいやになります
むかつくようなババ糞がかけてあります

どうして落着いてしてくれないのでしょう
けつの穴でも曲がっているのでしょう
それともよっぽどあわてたのでしょう
おこったところで美しくなりません
美しくするのが僕らの務めです
美しい世の中も こんな処から出発するのでしょう

くちびるを噛みしめ 戸のさんに足をかけます
静かに水を流します
ババ糞に おそるおそる箒をあてます
ポトン ポトン 便壺に落ちます
ガス弾が 鼻の頭で破裂したほど 苦しい空気が発散します
心臓 爪の先までくさくします
落とすたびに糞がはね上がって弱ります

かわいた糞はなかなかとれません
たわしに砂をつけます
手を突き入れて磨きます
汚水が顔にかかります
くちびるにもつきます
そんな事にかまっていられません
ゴリゴリ美しくするのが目的です
その手でエロ文 ぬりつけた糞も落とします
大きな性器も落とします

朝風が壺から顔をなぜ上げます
心も糞になれて来ます
水を流します
心に しみた臭みを流すほど 流します
雑巾でふきます
キンカクシのうらまで丁寧にふきます
社会悪をふきとる思いで力いっぱいふきます

もう一度水をかけます
雑巾で仕上げをいたします
クレゾール液をまきます
白い乳液から新鮮な一瞬が流れます
静かな うれしい気持ちですわっています
朝の光が便器に反射します
クレゾール液が 糞壺の中から七色の光で照らします
便所を美しくする娘は
美しい子供をうむ といった母を思い出します
僕は男です
美しい妻に会えるかも知れません
<濱口國雄詩集>



雑感(2014年2月4日) [詩・本]

戦後70年!今年の流行語になりそうな感じはしませんわな。ただ、なんとなくだけど、いやーな空気がヒタヒタと近づいてるような気がする。いらん事は言わんこっちゃと思うのだが、安倍さんは見た目以上に過激で頑固なんでしょうね。このまま行くと戦後70年記念式典とかで河野談話見直しみたいなもんも出て来たりするんじゃろうね。

TPP合意が間近なんだそうな。食料自給と云うのは国の根幹だったはずだが、今や骨抜きだし、JAもようわからん組織だしね。
「政(まつりごと)の大体(たいほん)は、文(ぶん)を興(おこ)し,武を振い、農を励ますの三つに在り。」真に一流の人は農の真義を知っている人だと大西郷は唱えている。元来農民は国民生活の基礎を為すものだったはず。今や「食の安全」は脅かされ、食料自給率の低さと農業従事者の高齢化は危機的状況だ。食いモンを粗悪な国に依存せにゃならんというのは我慢出来んでしょう。

農業は共同作業が基本であり、手が足らなければ隣近所が手を貸す。根底にあるのは「ありがとう」「おかげさま」という感謝の思い。そういう思いを持っていたのが日本のムラ社会だったはずなのだが、いつからか「自分が、自分が」の成果主義の国家になり始めている。まだ先の話だろうが時間外をカットし成果で評価する?確かに、腕が悪い奴ほど多くの給料を手にすると云うのも変だとは思うが。

お坊さんからよく聞く話だが、自分に両親がいて、その両親にもそれぞれの両親。20代遡れば100万を超えるご先祖様がいる。そのうち一人でも欠けていたら、自分は存在しなかった。皆が欠けることなく命をつないできてくれたからこそ、いまの自分がある。秘密情報保護法、集団的自衛権行使、安保理での非常任理事国入りも確実、少ない得票で圧倒的多数を誇る国会でイケイケどんどん!一気に憲法改正ですか。おっかなくて外国旅行にも行けんなあ(。-_-。)

『家族』

遠い遠い昔から続いている
見えない流れの中を泳いでいる
前のほうに父さんと母さん
その後ろに私たちきょうだい
離れたとこらからは
家族という名のわれわれは
いっぴきの魚のようだろう

父さんの泳ぎ方はぶきっちょ
でも いつも 一生懸命
父さんの口癖は
「反省しても後悔するな」
母さんの泳ぎ方はゆっくり

学校でいやなことがあって
「ただいま」って言わなかったときも
いつものように
「おかえり」
なんだか ほっとする

家族って
ほかにない結びつき
かけがえのない結びつき
家族はひとつの愛の生命体

<こどもの詩>川崎洋


雑感(2015年1月10日) [詩・本]

昨日は事務所のだるまに目を入れて八幡様でお焚き上げ。本日は初市でダルマ売りの日なので昨年よりひとまわり大きいダルマを買うべと出かけた。羊の顔したダルマだとか色のついた風水ダルマ?ちっちゃい500円のミニダルマ。そちらこちらで値切り交渉の声が聞こえる「去年はこの大きさで、いくらで購入後したから、その値段にしてくれ」とかね。まぁ縁起物を値切るってのもどうかとは思うけどね( ^ω^ )会社の経費で購入するわけではないので、背に腹は変えられず(この使い方あってるか?(^.^))。オーソドックスなダルマを購入し割り勘で支払う。
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いつもはひと気のないシャッター商店街も夜店の屋台で賑わってる( ^ω^ ) 20年近く前橋に住んではいるが、未だに慣れない焼きまんじゅう!(^.^) 県民のソウルフード、いつかは克服したいものだ。チョコバナナにたこ焼き、焼きそば、クレープ、イカ焼き、牛串、スマートボールで景品ゲットする子供たち。と一周廻ってみるとさっきの大きさよりふたまわり大きめのダルマが同額で売ってた(。-_-。) それはそれ、これはこれ!オイラ達には何か良いことあって欲しいですわ( ^ω^ )
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「けしゴム」(まど・みちお)

自分が 書きちがえたのでもないが
いそいそと けす

自分が書いた ウソでもないが
いそいそと けす

自分がよごした よごれでもないが
いそいそとけす

そして けすたびに
けっきょく 自分がちびていって
きえて なくなってしまう
いそいそと いそいそと

正しいと 思ったことだけを
ほんとうと 思ったことだけを
美しいと 思ったことだけを
自分のかわりのように のこしておいて


まどさんの日記帳、冒頭に挨拶文が書かれている。
「ノート見つけた」
はじめまして 石田道夫こと まど・みちおがペンネームでござまあす。
ごらんの通りのそこつもので ござまあす!
何分ともおよろしく!
ただウソはきらいで ウソもほうベンとかなんとか言いますが
とにかくウソダケは 自信をもって言わないつもりです。今は夜中
イズレゆっくりによろしく!
オット キャップ トレテ オッコチタ。ヤレヤレさっそくこのざま
あきらめなさらぬよう およろしく!
ホントダ ガンバレ!

子供の頃、年の初めに「日記付けるぞ!」と書きはじめてみたものの、まさしく三日坊主でね(。-_-。) それでも毎年、正月になると書店で日記帳をチェックする自分が居て(^.^) 会社に入ってからは、自由になるお金が増えて「良質の紙で、良いボールペンで書くぞ!」と結果はわかっていたはずなのに…一度ペン習字に申し込んで悪筆矯正をとトライしたが、ここでも金だけ払ってモノにはならず。
今はブログあって良かったですわ( ^ω^ ) 知らない漢字でつっかえる事もなければ、己が汚文字、悪筆を嘆き悲しむ事も無く。ただ写真貼ったりとかリンク付けたりとか面倒でね。面倒臭がり屋?こればっかりは変わらんねぇ〜(^_−)−☆


雑感12月9日 [詩・本]

12月9日

早い。早すぎる気がしてならない(。-_-。) 寝過ぎなのかな?もう少し寝るのをずらせば一日が長いと感じるのか?なんてくだらん事考えとるのは意外と暇だってか(^.^)

思い出した。先日教育のカリキュラムの中に、最近起きた嬉しかった出来事を3つ書き出すと云う作業があったのだが、オイラは節制してた日本酒が懇親会で呑めた事、尚且つ銘柄が栃木で最も呑みたかった純米大吟醸「天鷹心」だった事(これまたガブガブ呑んでしまってすいませんでした)、数十年ぶりで旧知の方々のお顔を拝見し昔話に花が咲き近況報告を聞けて嬉しかった事をあげた。話の中で山好きな愛知の先輩から「実は、御岳山の噴火した当日、7合目にいて急遽引き返したのが自身や家族にとっては嬉しかった出来事の筆頭なのだが、亡くなられた方々の遺族の気持ちを思えば喜んではいられない」と仰ってたのが印象的だった。そんな事ってあるよな。「幸せ」と云う字は「辛い」と云う字に似ているものね。

幸いの中の人知れぬ辛さ
そして時に
辛さを忘れてもいる幸い。
何が満たされて幸いになり
何が足らなくて辛いのか。
吉野弘「漢字喜遊曲」より一部抜粋


「歩」は「止」と「歩」から出来ています。
歩く動作の中に
「止まる」動作が
ほんの少し含まれています。

「正」は「一」と「止」から出来ています。
信念の独走を「一度、思い止まる」のが
「正」ということでしょうか。
正しさを振りかざす御仁ほど
自分を顧みようとする資質を欠いているようです。
正義漢がふえると、揉め事もふえるのは
そのためです。

「歳」の中にも「止」があります。
より多く年齢を収穫するのが
歳の自然な成り行きかと思っていましたが
歳は人それぞれの宿命に応じて
その歩みを止めるのです。
吉野弘「止」戯歌より

やっぱ宿命はあるよね(^_^) 早死にするか平均寿命を全うするか?思案ですな(^_−)−☆


雑感(12月7日) [詩・本]

金曜日はボーナス支給日。無事に振り込まれていたので、持ち出し分が少し穴埋め出来たかも(^.^) ただ贅沢は出来んけどね。まぁ生活費に消えてくだけですな(。-_-。)

来週は選挙投票日。野党のだらしなさと云ったら無いですな(−_−;)メディアの予想では自民が300を超える?公明党が付いとるとは言え一強では国が滅びますな…とても健全とは言い難い。そうはいっても見苦しい野党ばかりで、とても信用ならん人間ばかり。参りました(>_<)

信を人に取ること難(かた)し。人は口を信ぜずして躬(み)を信じ、躬を信ぜずして心を信ず。是(ここ)を以って難し。(録)148

人から信用を得ることは難しい。いくらうまいことをいっても、人は言葉を信用しないで、その人の行ないを信ずる。いや、本当は行ないを信ぜずに、心を信ずるものだ。心を人に示すことは難しいのであるから、信を人に得ることは難しいことだ。

木、金と二日間の教育を終え前橋に戻ったが、鈍行での移動はノンビリしててとても良い!東北線を宇都宮から小山で乗り換え、両毛線で前橋に戻るのだが停車する際には手動によるドアの開閉。風情があると思えば良いのだろうが開けっ放しで閉めない奴がいると冷たい冷気で起こされてしまう。まぁ椅子の下の暖房がやたらと熱いので頭寒足熱、相殺されてはいるのだが(^.^) しかし金曜日の夜9時を回れば乗客もまばらで、この在来線利益はどうなっとるんじゃろうか?と心配になってしまう。地方では人口が増えることもなく少子高齢化で過疎が進んでいる。地方創生、地方活性化を公約に挙げとる党も多いが財源をどうするつもりなのか。子供達の世代に借金のツケを先送りして行くのみで、破綻した年金まで面倒見させ、そのうち徴兵されて、何処かわからん国で戦死せんとも限らんと云うのでは、あんまりじゃろう。お先真っ暗じゃね。

日曜日は6時起きで遊びに行くんだけど、やたらと寒そうだ。今度こそホカロン忘れんようにせにゃならんぞ!(^_−)−☆

雑感11月9日 [詩・本]

「おならは えらい」

おならは えらい

でてきた とき
きちんと
あいさつ する

こんにちは でもあり
さようなら でもある
あいさつを…

せかいじゅうの
どこの だれにでも
わかる ことばで…

えらい
まったく えらい

<笑いたかったら>まど・みちお

オイラのおならは、あまり社交的ではないので、どこでも挨拶するタイプではない。なので、それほどえらくはないと思う。どんなに明るい好青年であっても、どこのだれにでもわかることばで挨拶するのも考えものだ。せめて目礼あたりにとどめておくのが日本人としての節度じゃなかろうか(^_^*)

今朝は散歩の途中で少しランを入れてみた!ムチャだったようだ(>_<) 膝が意外と辛い(。-_-。) やはり軽い運動が一番か。家に戻り、先日から出したコタツに入り込む。ダイエットに最も適さないのがコタツなんだそうだ。確かに一旦入ると居心地の良さに加えて、テーブルの上にお菓子だの間食の具材が山ほど乗せられるしね(^.^)
オイラもいつの間にか3時間ほど寝てた。寝るにはもってこいなんだよね。

先日気になってた人を感じてオンオフするセンサー付き電球を購入。早速取り付けたが、なかなか良い( ^ω^ )少し消えるまでの時間が長い気もするけど、期待を下回ることは無く、買って正解!

明日はあいにく雨の予報、ゴルフの予定入ってるんだけど、かっぱ着なきゃいけないのと、寒そうなのが憂鬱かも。まぁ到着してしまえば、雨も含めて楽しいに決まってるんだけどね(^_−)−☆

疲れが貯まってました(−_−;) [詩・本]

17日は同僚の送別会で、やたらと呑んで大騒ぎして…どうやって帰り着いたんだか?17日の万歩計見ると13kmほど歩いてるので、あっちこっちうろついたのはわかるけど(>_<) 土曜日は二日酔いだけど散歩だけは実施。帰宅して気持ち悪くって寝てた。日曜日は支店のゴルフコンペ!朝から缶チューハイ飲みながらのプレー(^.^)
ゴルフデビューの子の面倒見つつ、ノンビリ?とゴルフ(大笑いしながらだけど他のプレーヤーに迷惑の掛からぬよう気を使いつつ歩いた距離は8.2km、20日は期初の決起集会と称し飲み会。イシダイの刺身にカマ焼き、熱燗でガブガブ呑んで、これまた前後不覚。この日も11.5kmだから、雨降りだっちゅうのにフラついてたわけだ(。-_-。) そんなわけで昨日は早めに帰宅し、ゆっくり入浴して9時には布団に入る。

寝るまで読書だと以前購入した「業政駆ける」火坂雅志に取り掛かる。武田信玄に「業正ひとりが上野にいる限り、上野を攻め取ることはできぬ」と言わせた漢!長野業正、群馬は上野(こうずけ)の国!箕輪城城主。今の群馬県高崎市。榛名山の麓あたりなのかな。配下に新陰流開祖、上泉信綱と云う剣の達人を従え、上野の国の盟主として、国を民を守り抜いた武将!上杉謙信を味方に、真田幸村の祖父真田幸隆との友情、武田信玄との戦い、と面白くなってきたところで目が閉じた(-_-)zzz

今朝4時に起床し雨降りを確認。散歩を諦め、昨晩の続きで本を読み始めた。7時半に読破!まぁ群馬が舞台だと見知った場所が多く登場するんで面白く読めましたわ(^_^)

流石に酒の飲み過ぎだと感じております!ちょびっと抑えにゃならんとですが、来週も送別会やもんなぁ(^_−)−☆

雑感(2014年9月8日) [詩・本]

昨日は朝から雨!町内会の清掃も来週に延期?余分だ!雨降ってもやれよ。オイラは合羽着て作業やっても平気な人なのだから(^.^) 来週だとゴルフの予定入るかもしれんし…困った(。-_-。)

春先にコタツ仕入れた家具屋さんから特別招待券いただいた。半券持ってくると傘くれるらしい。20年前に事務所の女の子のお古(5年ほど使い込んだ女性用の傘)をもらって、使いまわして来たのだが、ついに先月末に出かけた客先に忘れて来た。花柄の大きめの傘でオイラじゃなきゃさせない傘なんだろう。何処に忘れても必ず出てきた傘( ^ω^ )流石に今回ばかりは捨てられただろう^.^) 宮内庁御用達の傘を3万から6万払って買うことも考えたが薄給の身。もらって来た傘!なかなかよろしい(*^o^*)

昼過ぎに竹箒と熊手を購入。2本で500円!文句は言えんな(^.^) ガーデニングフロアーでクリスマスツリーっぽいの見つけて「そういう季節か」と。ついでにみかんやレモンの木を見つけて手を出しそうになったが「何をやる気だ!」とブレーキを踏んだ(^.^) しかし日曜日のホームセンターは人が多い。ペットショップの猫や犬も寝る以外やることもなさそうで顔も背けてれば可愛らしさに惑わされる事もなく。ゲージの外には更に値引きのポストイット。切なくなるが、それ以上に良い値段だ( ^ω^ )

結局、もう一品収納家具購入し帰宅。土曜日のゴルフに日曜日のブラブラサンデー!ずっと立ちっぱなしだったのが影響してるのか、第二の心臓、ふくらはぎが良い感じでパンパンだ。風呂にバブ入れてふくらはぎを両手で叩く。痛気持ち良い(^_^) 風呂上がりにさんまのカラクリ最終回。やっぱご長寿クイズは秀逸だ。スペシャル枠で年に何度か見たい番組だが残念(。-_-。) 本日は中秋の名月!明日の朝はスーパームーン!そして日本人、いやアジア人男子で二人目のチャンピオン誕生を目撃できたら今まで生きた価値もあるかもね(^_−)−☆

「夜までは」

男というものは
みなさん ぶらんこ・ぶらんこお下げになり、
知らん顔して歩いていらっしゃる。
えらいひとも、
えらくないひとも、
やはりお下げになっていらっしゃる。

恥ずかしくもなんともないらしい、
お天気は好いしあたたかい日に、
ぶらんこさんは包まれて、
包まれたうえにまた丁寧に包まれて、
平気で何食わぬ顔で歩いていらっしゃる。
お尋ねしますがあなた様は今日は
何処で誰方にお逢いになりました。
街にはるかぜ ぶらんこさんは
上機嫌でうたっていらっしゃる。
<室尾犀星>

雑感(2014年8月26日) [詩・本]

外は雨で気温もグッと下がって秋の気配がそこまで来てる。今は雨は降らんで欲しいところもあるけれど、こればっかりはままならず。


夢は焚火の丸太に <辻 征夫>

あんまり仕事がない
ぼんやりした
小使いさんになりたかったのさ
だからそういったら
それはおれの夢でもあるんだが
きみにはこれをやってもらおうと思うんだ
たのむよというからやってたら
肩書きをつけられた
課長だってさ

いまでも社長に会うと
いちどはいうんだ
小使いさんには
いつなれるでしょう
そのうちにな と社長はいう
とりあえず来月から
部長をやってもらうが
希望だけは捨てるなよ

オフイスの窓から
(あれは丹沢山塊だろうか)
遠く浮かんだ
雲をみている
雲のなかにはもちろん夢があって
その夢は焚火の丸太に網をのせて
小魚を焼いている
ぼんやりした
小使いさんの姿をしている



オイラの先輩で中途採用で入社された方が呑むたびに「老後は女子短大の小使いさんになる」と話されていたのを思い出す( ^ω^ ) 今では見かけなくなったが1リットルの大ジョッキでの駆けつけ3杯!しんどかったですわ(>_<) その先輩は調理師免許も持たれており、ちょっと見、そのスジの方みたいに見えぬでもなく(*^o^*) 飲んで酔っ払って騒いでも他のお客さんに絡まれる事は少なかった。今はリタイアされていると思うが当時の夢は叶ったのだろうか(^_^)
会社に入って若頭見習いくらいの頃、新潟から応援に来てた子が「早く定年になりたいです!」と言ったセリフに思いっきりずっこけたが、その彼も今では中堅のバリバリ!今、同じ事務所に居るがオイラに語ったセリフを彼は覚えているのだろうか。髪型だけは宣教師みたいになってしまったが、まだまだリタイアには程遠いぜ( ^ω^ )

オイラにしたって、そうだ(^.^) 入社当時、自分がこんな歳になるなんてね。ゴルフ場じゃ立派なシニア世代。50歳からシニアなので受け入れるっきゃないですけどね。青年、成年、壮年、中年、高年。ちなみに老年なる言葉はここでは使用していないし成年(なるねん)もテニスとか一部スポーツでクラス分けに使ってるようで一般的じゃない。さっきの年齢層でいけば中年が64歳まで!今の65歳までの雇用延長制度みれば妥当か( ^ω^ )

それにしても若いもんのおらん国になりましたな(。-_-。) 間違いなく老人の国だし人が増える気配も無く。文科省に厚生省、少子高齢化に環境。TPPでどうなるのか農林省。タイで自分の子供を何十人も代理出産させた青年はサッカーチームでも作るのが夢なのか?チビッコの生まれて来ない国に夢は生まれるのだろうか?ようわからん国になりました(^_−)−☆


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