今朝は [落語の話]

以前から楽しみにしていたドキュメンタリー映画とやらを観に行って来た

柳家小三冶師匠の日常を切り取った映画だ!監督はカン・ウジョンさん!もともと寡黙な小三冶師匠の映像をどういうきっかけでドキュメントする機会に恵まれたのかが不思議!TVにもほとんど出演されない方なので我々のような俄かファンにはまさしく天然記念物に等しいのだ チケットの入手はとっても幸運な人でなければ無理。まして昭和14年生まれの70歳、下手すると二度と観れない方になりそうなので映画であっても見とくベ~と思った次第

10時に席に着き開始を待つ。いや~小三冶ファンにはたまらない映画でしょう ”らくだ”、”道具屋”、最後の”鰍沢”と少しづつツマミ食いだけど全てが一級品!小三冶師匠独特の”間”と”芸”の魅力には勝てない。
そんな小三冶師匠がポツリと一言・・・俺はこの仕事に向いてねぇ~!そんな馬鹿な 95点の解答用紙を目の前にしながら何故100点をとれないのかと、教師である父親に説教される自分が嫌でこの世界に入ったのに、今ももしかすると100点を追いかけている自分がいるんだそうだ!なんだかわかるような気がする。

どこかで語られていた言葉に「落語の笑いは爆笑じゃない。微笑みだ!いつも微笑んで見ていられるのが落語だ」とても良い表現だと思う。

ちなみに本日は500席もあるスクリーンをほぼ10人で観れた!寄席ではとても考えられないのだが 嬉しいような悲しいような もっと小さいスクリーンが良かったんじゃないのかな~。私なんか事前にチケット入手してるんだから何人くらい入るか予想出来てるんだろうけど・・・とにかく贅沢すぎる空間だったのは間違いない
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コメント 5

さーかな

こちらでも上映のCMが、流れています。
小さな会館1日のみで数回上映されるようです。

アビッチ3号 さんは、ほぼ貸切状態で観られたんですね。
ゆっくり観られて、確かに贅沢ですね[!]
by さーかな (2009-06-20 20:50) 

アビッチ3号

さーかな様>[ハート]どうもありがとうございます!
私自身は小さな会館で1日のみの方が受入れ易いかも[嬉しい顔] 結構落語知らなくても面白く観れたりするんじゃないでしょうか。
もともとは小三冶師匠が鈴本演芸場にピアノ入れて落語ではなく「唱歌を歌うリサイタルを開くので記念に撮ってくれないか?」と持ちかけられたのがきっかけらしいです。ですから三三の貴重な真打披露口上も含まれ盟友入船亭船扇師匠とのほのぼのしたやりとりもありで小三冶ファンには垂涎のドキュメントが仕上がったわけです!DVD出たら間違いなく仕入れる予定です[嬉しい顔] 
by アビッチ3号 (2009-06-21 09:07) 

jugemujugemu

おっ...[映画]見てきたんですかぁ[嬉しい顔]
取材も丁寧に長時間フィルムまわしていたから、出来栄えは良いでしょうねぇ[嬉しい顔]
うちの近所でも、どこかかかっているのかなぁ[!?] 調べてみよっと[手(チョキ)]
by jugemujugemu (2009-06-22 18:16) 

アビッチ3号

しばはま様>[ハート]どうもありがとうございます!
小三冶師匠、薬をたくさん飲んでらっしゃって体調は良くないみたいですね!ま~年を取るって事は、そういう事なんだとおっしゃってましたけど[嬉しい顔] 機会があれば是非[手(パー)]
by アビッチ3号 (2009-06-23 05:56) 

アビッチ3号

カエ様>[ハート]どうもありがとうございます![嬉しい顔]
by アビッチ3号 (2009-06-29 22:31) 

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