『化物使い』 マクラ-古今亭志ん朝 [落語の話]

 こけ丸君だそうです

この「化物使い」と「堀の内」ともに前座噺ではありますが志ん朝さんの特徴が良く出ている話だと思います。
声の良さ、テンポ、そして気持ちいい江戸言葉!けっして今の地方出身の噺家さんでは駄目だと言ってるわけではありませんが志ん朝さんの育った環境はまさに落語の世界(貧乏・廓・芸)で父、兄、昭和を代表する大師匠が軒並み顔を出す夢のような世界だったわけで
古今亭志ん朝師匠昭和13年 五代目志ん生師匠の次男(長男は十代目金原亭馬生)として生まれ、名付け親は志ん生の師匠柳家三語楼が陸軍記念日にちなんで付けた名前だとか。
江戸前の落語家としてはサラブレッド中のサラブレッドですな!落語家ばかりは実力の世界なので世襲ではやっていけません。とは言え近頃?を付けられる噺家さんも数名見うけられますが名前負けしてほしくないですね
2001年10月1日に肝臓がんで亡くなるわけです。1973年に六代目円生、82年に正蔵(彦六)、馬生が亡くなってます。せめて志ん生の年(83歳)まで生きていてくれたら・・・
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