雑感(8月14日) [なんか良いことないかな~]

少し過ごし易くなってきたような気もするけど油断大敵かもね。

11日から盆休みに入ったが、休暇明けの仕事が中途半端に多すぎる気がしたので「出来るところまで!」と決めて出社。結局丸一日掛かってしまったが、これで少し安心して休暇に突入出来る(^^)

12日は床屋さんに出掛ける。引っ越して1年半、いろいろ安い店探して、ここだったらと通ってた店が大混雑。やっぱ休みにやる事は皆一緒か(^^) 翌日に延ばすのも癪なので、久しぶりに以前通ってた床屋に足を運んでみた。「ラッキー!お客さんが居ない。」と思いつつ「えっ!大丈夫?」と心配にもなる。1年半来てなくて「いつもと同じに」と言うのも気が引けたが「耳にかからないように」と返事が返ると落ち着いた。カットしてもらって「やっぱ技術力は高いし丁寧だな」と感心する。安い店は、スピード優先で回転率を上げ、客はカットさえしてくれれば洗髪や髭剃りやマッサージは不要と、お互いのシーズとニーズがマッチしているのだから悪口は言えませんわな。ただ技術と丁寧さを思うと同じ床屋でも、違う職業の方達かもしれんなと、ふと思った。

13日は墓参に出掛けた。ライターとお線香(今年の善光寺御開帳の時に購入した、ワインカラーで桜の香りのするお線香と毎日香)。鎌と軍手にゴミ袋。あとバールを一本積んでのドライブ。昼からの予報は100%雨予報だったけど、相変わらず当たりの少ないのが天気予報?(^_^) どんだけ草が生えてるかと心配していたが、思った程ではなく。墓誌と外柵の間に「こいつは木か?」と思うほど抜けない草が一本。手を入れられない狭い場所に根を張った強敵、今年こそと軍手で引っ張るのだがビクともせず(>_<) 大汗かいての悪戦苦闘。途中でちょん切れて、諦めかけたが脇から水平に幹の部分にバールの刃先をぶち込んで、テコの原理でグイッと踏み上げたらアッサリと抜けた!正義は勝つって事だ( ̄Д ̄)ノ 次にメインテーマの上台の位置ズレの修正だ。東日本大地震の時に3cm程ズレてて、来る度にチカラ入れて押すのだがピクリとも動かず。今年こそとバール持参した訳で。僅かな隙間を探し数ミリ挿して、押し上げつつズラすを繰り返し無事定位置に戻った(^^) 本当はパテ埋めでもして固定したかったけど簡単に動くもんでもなく、次回の宿題だ(^_^) しかし毎度苦労するのが線香への点火。ライターで点けるのは指の力入りますわ>_< 線香の束を覆ってる紙に火を点けて補助しようとしたんだけど、もしかして不燃性?火は点くんだけど燃え広がらず。次はチャッカマン持ってく事にすんべ(^_^)
それにしても墓参り!祥月命日、月命日、春秋のお彼岸に盆と正月。全部行ければ良いんだけど、今じゃ盆と正月!バチもあたりますわな(^_^)

<前略>
『遠野物語』111番には、こういう記述がある。
《昔は六十を超えたる老人はすべて此の蓮台野へ追い遣るの習いありき。老人は徒らに死んでしまうこともならぬ故に日中は里へ下り、農作をして口をぬらしたり。そのために今も山口土淵辺りにては、朝に野良に出づるをハカダチといい、夕方野良より帰ることをハカアガリと云うと云へり》
この文中の片仮名の部分を、私はごく最近まで「墓立ち、墓上がり」と読み間違えていた。墓になった筈の人が 食べるために野良に出て立ち働き 夕方、野良を引き上げてゆく…と思い込んでいたのだ。その後「ハカダチ」は「仕事始め」「ハカアガリ」は「仕事終い」のことと知り「ハカ」は「ハカドル・ハカガユク」の「ハカ」に通じる言葉だと気付いたが 去る日、不意に私を襲った「墓立ち・墓上がり」の映像 人でも墓でもあるものの黙々とした耕作の姿を今でも私は消し去る事が出来ずにいる。
吉野弘<食口>より抜粋

"終活"っちゅう事も少しは考え始めたほうが良いんじゃろうなあ(^_−)−☆




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