雑感(2015年3月9日) [なんか良いことないかな~]

32歳にもなって自身が無免許運転をしている動画をネットにアップし逮捕された間抜けな青年、心神喪失者と言う理由で罪に問われないかもしれない40歳の加害者。5人も殺された被害者の家族はどうすれば良いのか?なんちゅう世の中じゃろう。

今日は昼過ぎから外気温は10℃を表示したままで寒い1日だ。寒いのは天気だけではない(。-_-。) 稀勢の里の二日連続での敗戦。昨日はおまけでアントラーズまで負けてた。「始まったばかりなのでこれからじゃ!」と言いたいところだが稀勢の里は負け方が悪すぎる。万年横綱候補と言われ続け、気がつけば28歳、大関在位4年4ヶ月。いつも肝心なところでポカやらかす男だが大関としては歴代最高勝率(0.697)の力士。本当は強いのだ!しかし、その印象は薄い。魁皇関と印象が違うのは一度も優勝していないからだろう。もっと笑顔で笑っていられれば良いのに、心優しいというのか…あの子がまばたきする時は緊張の強さが良く分かる。師匠だった鳴戸親方譲りの?メンタルの弱さ。師匠はそれでも横綱になったのだから、なんとかしがみついてでも綱を目指して欲しいのだが、もはや無理か。逸ノ城 も意外と時間がかかりそうな気がしてきた。同じモンゴルでも照ノ富士の方が早く上がりそうな気配だ。日本人横綱は第66代横綱若乃花(1998年7月)から誕生していない。

1990年8月2日ジョージ・ブッシュ(パパ)によって始まった湾岸戦争、2001年のアフガン、2003年同じくジョージ・ブッシュ(子)によって始まったイラク戦争。そしてイラクを終わらせchangeとYesWeCanを叫び当選したはずのオバマが今度はイスラム国との戦いを始める。果てしなき負の連鎖だ。イラクやアフガンを経験した帰還兵を襲う強いPTSD(心的外傷後ストレス障害)。実に6人に1人が心の病を抱えているらしい。

クリントイーストウッド監督の「アメリカンスナイパー」特に先入観は持たず、ただイーストウッド監督作品は観ておきたいと言う理由だけで映画館へ。土曜日の3時過ぎ、席はそこそこ埋まってた。ネイビーシールズと呼ばれる海軍の特殊部隊で「最強の狙撃手」そして"伝説"と呼ばれた男、クリス・カイルの自伝を映画化した作品。子供時代に父から教え込まれた教訓、「自分の家族に危害を与えられたら絶対に守る。弱い羊を守るシープドッグのような大人になれ!狼にはなるな!」大人になりアメリカ大使館爆破事件の映像に衝撃を受けたクリスは根っからの愛国心でネイビーシールズへの入隊を決意する。厳しい訓練に耐え抜いたクリス。妻を娶り子宝に恵まれた直後にイラクへ派遣されるクリス。イラクでの彼の役割は味方の兵隊への攻撃を防ぐ為、危険な目を摘む狙撃兵。銃やロケット弾を持ち、自軍の兵を殺そうとする兵士や女・子供を一人ずつ狙い撃つ。第1回目の派兵から戻って来たクリスの異変に気付く妻、もう行くのは止めてと願う。彼女の「戦争で影響を受けない人はいない。そして心が蝕まれる」その言葉は重い。

監督は84歳!実に淡々と場面を積み上げていかれる。ご本人曰く,イラクとアフガニスタンという,あまり好きではない二つの戦争で戦った特殊部隊のスナイパーの実話で、原作を読んだ印象は現代社会のアイロニーにあふれた話だと思ったそうだ。二つの戦争にはアメリカ人は複雑な心情を抱いており、そのあたりの状況と主人公が戦争から帰ってきてから直面した悲劇は原作を読んでいても辛いものがあった。それでも主人公の性格や生き方には励まされるものがあった。とインタビューに答えられている。

イーストウッド作品で実は見逃していた「ジャージーボーイズ」ザ・フォーシーズンズの実話を基にした作品だ。ブロードウェイのヒットミュージカル。DVD借りてくっかな(^_−)−☆

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