雑感(昨日の日曜日) [スポーツの話]

昼前のBSで昨年5月放送分の再放送「知られざる絆」の最後の方を少しだけ見ることが出来た。松井と黒田がスタジアムで18.44mの距離で対峙していた(二人とも笑顔なので対峙という表現は当てはまらんけど)。1974年6月12日生まれの松井と1975年2月10日生まれの黒田。ともにメジャーでもスーパーな野球人と認められた同級生。黒田で思い出すのは、広島ファンが彼のFA騒動が起きた時の横断幕の文言。
「我々は共に闘って来た 今までもこれからも… 未来へ輝くその日まで 君が涙を流すなら 君の涙になってやる Carpのエース 黒田博樹」
選手冥利に尽きるでしょ(^.^)「君の涙になってやる!」こんなメッセージ受けて広島以外の球団には戻れんですわ。今年もメジャーで二桁勝利は計算出来ると認められ十数億のオファーを蹴ってまで広島に戻る決断をした好漢黒田!今シーズンはたとえジャイアンツ戦といえども、彼を応援せんわけにはいかんわな( ^ω^ )

対する松井!長島、王の系譜に続く若者も40歳。日・米で常に勝つ事を義務付けられたチームの主軸として大活躍した勝負づよいバッター。松井と黒田に共通するのは恵まれた体力はもちろんだが、何より勝ち負けよりも「真摯に自分と向かい合い、常に全力で臨んでいたか?もっと出来ることはなかったか?」と云う向上心の強さじゃなかっただろうか。「こいつが、どの面下げてメジャーかよ!」と思ってた選手は皆、未使用ポンコツみたいな感じで戻ってきた。自分を高く売る事は当然ではあるが、ポンコツのくせして銭にだけはうるさいとしか映らぬ選手もちらほら。そんな輩とは一線を画する笑顔の二人。ホンモノは実に清々しい。どんな話があったのか、頭っから全部見れれば良かったのだが実に残念。彼らがいつの日か監督として戦う姿があるのなら、とても嬉しいと思う( ^ω^ )

二人の会話中静かに流れるBGMが心地良い。映画「サイダーハウスルール」のテーマ曲。CMや街中でも時々耳にする事も多い曲だ(^_^) 作曲はレイチェルポートマン、ラッセハルストレム監督の映画では良く見る名前だ。

余談だけど、レイチェルポートマン繋がりで書けば、今、「これは観てみようかな」と思わせてる作品で「おみおくりの作法」2013年英伊合作映画 ヴェネチア映画祭で評価された作品。その映画音楽も彼女が担当されてる。群馬では2月28日からシネマテークたかさきで上映予定。レイチェルとは無関係だが、もう一本は見逃しちゃいけないクリントイーストウッド監督の最新作「アメリカン・スナイパー」が2月21日から。

<追記>昨日の稀勢の里vs日馬富士は酷かった(。-_-。) 前日に鶴竜に完勝した力士が、のど輪押さえつけられて、後ろ向きにひっくり返されるなんて…あんな負け方は、差がありすぎるでしょう(>_<) 千秋楽の白鵬はと見れば盤石の取り口で最後は頭をつけて押し出す!あんな相撲を横綱が取るんだもの。稀勢の里さんムラがありすぎ!今年は白鵬全部勝つんじゃねぇーの!

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