雑感12月9日 [詩・本]

12月9日

早い。早すぎる気がしてならない(。-_-。) 寝過ぎなのかな?もう少し寝るのをずらせば一日が長いと感じるのか?なんてくだらん事考えとるのは意外と暇だってか(^.^)

思い出した。先日教育のカリキュラムの中に、最近起きた嬉しかった出来事を3つ書き出すと云う作業があったのだが、オイラは節制してた日本酒が懇親会で呑めた事、尚且つ銘柄が栃木で最も呑みたかった純米大吟醸「天鷹心」だった事(これまたガブガブ呑んでしまってすいませんでした)、数十年ぶりで旧知の方々のお顔を拝見し昔話に花が咲き近況報告を聞けて嬉しかった事をあげた。話の中で山好きな愛知の先輩から「実は、御岳山の噴火した当日、7合目にいて急遽引き返したのが自身や家族にとっては嬉しかった出来事の筆頭なのだが、亡くなられた方々の遺族の気持ちを思えば喜んではいられない」と仰ってたのが印象的だった。そんな事ってあるよな。「幸せ」と云う字は「辛い」と云う字に似ているものね。

幸いの中の人知れぬ辛さ
そして時に
辛さを忘れてもいる幸い。
何が満たされて幸いになり
何が足らなくて辛いのか。
吉野弘「漢字喜遊曲」より一部抜粋


「歩」は「止」と「歩」から出来ています。
歩く動作の中に
「止まる」動作が
ほんの少し含まれています。

「正」は「一」と「止」から出来ています。
信念の独走を「一度、思い止まる」のが
「正」ということでしょうか。
正しさを振りかざす御仁ほど
自分を顧みようとする資質を欠いているようです。
正義漢がふえると、揉め事もふえるのは
そのためです。

「歳」の中にも「止」があります。
より多く年齢を収穫するのが
歳の自然な成り行きかと思っていましたが
歳は人それぞれの宿命に応じて
その歩みを止めるのです。
吉野弘「止」戯歌より

やっぱ宿命はあるよね(^_^) 早死にするか平均寿命を全うするか?思案ですな(^_−)−☆


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