雑感(10月6日) [なんか良いことないかな~]

今朝も雨!5時だけど外は真っ暗。室内の温度は22度、パンツ一丁じゃ肌寒いかもね(^.^) TVはどこ回しても台風情報ばかり。今日から4日間、今さら教育するんかい?てな感じだけど御指名とあれば仕方ねぇ(^.^)

凱旋門賞!日本人の騎手で3頭出し。詳しい事情はわからんけど騎乗を断られたのかな?オイラの中では、エルコンドルパサーで勝てなかったのが一番惜しかったかな。オルフェーヴルも強い馬だったけど、今回の馬は彼らに比べれば格落ちは否めず。まぁ、いつかは日本人でのチャレンジは必要なので、大舞台で経験詰めただけでも御の字か。

女の子のお父さんが亡くなったらしい。先月「人を殺すわが子に親ができること」と題する柳田国男さんの記事を目にしたが、嫌なタイトルだ。親は生まれた時から親ではない。子供が15歳ならば親も15歳なのだ。答えのない勉強かもしれんけど、ただ寄り添って欲しかった…

昨日は小雨がポツポツ!とりあえずカッパの上だけ着込んで表に出る。この一週間で歩いたのは66000歩、49.7km。痩せる雰囲気は全然無いが、気のせいかもしれんけど意外とゴルフの飛距離が延びたようなのだ(^.^) 本当に気のせいかもしれんけどね。毎朝6kmほど歩くのだが、背中がうっすらと汗ばむ。帰宅してふくらはぎを伸ばす。ストレッチは痛気持ちいい(^_^) この間、植えた青森ニンニクの芽が出て来てた。なかなか芽が出ずに心配してたけど、ひと安心だ。全部食える時期が待ち遠しい( ^ω^ )

先日BSで「雨あがる」が放映されてた。ミレニアムの年の上映?寺尾聡さんと宮崎美子さん。たくさん賞を受賞した作品だった事は知ってたけど映画館には出掛けなかった。黒パンのプロデュースと云うのが行かなかった一因かもね(^.^)

超腕利きだが、心やさしき浪人三沢伊兵衛(寺尾聡)と、その妻たよ(宮崎美子)。散歩の帰り道、決闘の仲裁で見せた腕前のすばらしさに城主永井和泉守(三船史郎)が一目惚れ。是非剣術指南役にと望まれるのだが。

良い映画ですわ(^_^)

ーこれだけ立派な腕を持ちながらその力で出世することができない、なんという妙なまわりあわせでしょう、なんというおかしな世間なのでしょう。 
彼女はそう思う一方、ふと微笑を誘われるのであった。
ーでもわたくし、このままでもようございますわ、他人を押しのけず他人の席を奪わず、貧しいけれど真実な方たちに混じって、機会さえあればみんなに喜びや望みをお与えなさる、このままの貴方も立派ですわ。
こう云いたい気持ちで、しかし口には出さず、ときどきそっと良人の顔をぬすみ見ながら、おたよは軽い足取りで歩いていった。

映画のエンディングで二人が山道を登り切ると二人の眼前に素晴らしい景色が広がる。嫁さんに申し訳ない気持ちで一杯だった伊兵衛は
「やあこれは、これは素晴らしい、ごらんよあれを、なんて美しい眺めだろう」
「まあ本当に、本当にきれいですこと」
「どうです、躰じゅうが勇みたちますよね、ええ」
彼はまるい顔をにこにこと崩し、少年のように活き活きとした光でその眼をいっぱいにした。早くもその眺望の中に、新しい生活と新しい希望を空想し始めたとみえる。
「ねえ元気を出して下さい、元気になりましょう」
妻に向かって熱心にそう云った。
「ーあそこに見えるのは十万五千石の城下ですよ、土地は繁昌で有名だし、なにしろ十万五千石ですからね、ひとつこんどこそ、と云ってもいいと思うんだが、元気をだしてゆきましょう」
「わたくし元気ですわ」
おたよは明るく笑って、いたわるように良人を見上げながら、巧みに彼の口まねをした。
「と云ってもいいと思いますわ」
山本周五郎著「雨あがる」より

掛け試合をした事が武士にあるまじき行為、よって指南役の話はなかったものと申し渡す家老に、おたよがたまらず
「掛け試合をしたことが大切ではなく、何のために掛け試合をしたかが大切だ。その意味はあなた達木偶の坊(でくのぼう)には分からないだろう」と…
このセリフ、小説とはちと違うが良い台詞だ。

ついでに「紅梅月毛」を読み直す。うるっと来た(^_−)−☆

そろそろ出かける準備しなきゃだな。電車だけは動いてくれよ(^_^)

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