雨降りに何しよう [詩・本]

ドイツがフランスに勝ち、ブラジルも勝つには勝ったが手痛い代償を支払わされた。イエロー累積でキャプテンが準決勝に出れないしネイマールが第三腰椎骨折でW杯から離脱。タレントが揃ってるとは言えキーマン2名が出れないのでは厳しかろう。でも盛り上がるよね(^_^*)

昨日の晩から、しとしとと雨が降りつづいてる。サッカー観終わって草むしりを少々。いっぺんに片付けるのは大変なので毎日少しずつ。特に雨が降ってるくらいがちょうどいいのだ( ^ω^ ) ちょびっとでも手は真っ黒、石鹸でゴシゴシ手洗いして爪の中の黒いのを掻き出す。ご飯食べ終わりお茶飲んだ後で「さて何しよう?」持ち帰った宿題も重いのが一つあるのだが今日は勘弁してもらうべ(^_^) と本を手に取る。中学生の頃から何度か読み返した武者さんの「友情」。何冊目の「友情」なんだか昭和61年の角川文庫。その時以来だね。

「野島が初めて杉子に会ったのは帝劇の二階の正面の廊下だった。野島は脚本家をもってひそかに任じてはいたが、芝居を見る事は稀だった。この日も彼は友人に誘われなければ行かなかった。誘われても行かなかったかも知れない。その日は村岡の芝居が演られるので、彼はそれを読んだ時から閉口していたから。しかし友達の仲田に勧められると、ふと行く気になった。それは杉子も一緒に行くと聞いたので。
彼は杉子に逢った事はなかった。しかし写真で一度見たことがあった。それは友達三、四人とうつした十二、三の時の写真だったが、彼はその写真を何気なく何度も何度も見ないわけにゆかなかった。皆のうちで杉子はずばぬけて美しいばかりではなく、清い感じがしていた。彼はその写真を机の前に飾っておいたら、きっといい脚本がかきたくなるだろうと思った。しかし彼は仲田に写真をくれとは言えなかった。」「友情」武者小路実篤 より

十二、三歳の女の子に23歳の女を知らぬ男が一目惚れして求婚までして振られる話ですけどね。振られるだけならまだしも、慰めて欲しい友人が杉子の相手だったとは!中学生の頃はオイラ自身が野島みたいなものだったので大宮や杉子は「酷い奴らだ!残酷過ぎるだろう」なんて思わんでもなかったように記憶しとるけど、恋愛観や風俗も様変わりし純文学といえども、今の時代受け入れられるんかいなぁ。妄想癖の強い、ロリコン野郎の一方的な思い込みでつきまとわれた杉子こそイイ迷惑だと思うな(^_^) 武者さんが50を超えて書かれた「愛と死」。こちらも唐突に主人公の帰国を待たずに婚約者が急性感冒で死んじゃうってのもちょっとね(^_^*) 10年後にまた手にとって読むことでもあれば、次はどう感じるのか?酷い話だけど割と面白いんですわ(^_−)−☆

追記;午後から晴れて来たのでドン・キホーテへ出かけた。蚊取り線香の50巻548円、バス浪漫温泉巡り、バスクリンクリーン、水4リットル、ジョンソンパイプクリーナー220円。なんか少額だけど楽しいです( ^ω^ ) ついでにユニクロでパンツとシャツ購入。ビジネス用にね(^_^*) 少しカジュアルな雰囲気はあるけど全然OKでしょう。誰かとかぶるのは諦めましょう( ^ω^ ) コスパが全て!2着買ったので、この夏はこれで十分でしょ。先ほど蚊取り線香つけた。この匂いがたまりませんね(^_−)−☆

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