あーあ [詩・本]

どういう調子の「あーあ」なのか?微妙ですね( ^ω^ )


『あーあ』天野忠
最後に
あーあというて人は死ぬ
生まれたときも
あーあというた
いろいろなことを覚えて
長いこと人はかけずりまわる
それから死ぬ
わたしも死ぬときは
あーあというであろう
あんまりなんにもしなかったので
はずかしそうに
あーあというであろう。

天野忠(あまのただし 京都府生まれ 1909~1993)

今朝はやたらと寒かった(>_<) いつもは湯たんぽ抱いてるのだが近頃の陽気に油断した。パンツ一丁はやはり危険だ。寝冷えしたのかお腹がキュルキュル言ってた「あーあ」どころではない(−_−;)

トイレから復活し朝のNHKのニュース。宮城県の26年1月31日現在の発表によれば、災害公営住宅は計画の3%しか進捗していないそうだ。15608戸計画し工事完了が322戸。工事着手戸数は4118戸。10000戸は、どこでどうなってるのか?どの災害県も同じような進捗なのだろう。応急仮設住宅の供与期間を延長しても良いよとの通達が復興庁、厚労省、国交省から昨年の4月に出されている。あれから3年。避難している人も戻りたくても戻れない現実もある。他所に住んでしまえば、そこが都。また年金生活者である高齢者の問題も看過出来ない重大な課題だ。

福島に目を向けると除染作業も全く進んでいないようだ。実際のところ、除染を推進するのは市町村が主体、それぞれで除染計画は策定済みで、まずはパイロットで点検してみて次は住民の同意を得て作業者の確保を行い除染を開始するのがマイルストーン。マンションで住居者の同意がなければ補修も進まないのと同じ構図か?
ここでも戻れない避難者と高齢者の問題に補償金などの金銭の問題とさまざま。

こういうのを見たり聞いたりすると「あーあ」と思ってしまう。
原発トラブった時も菅さんら民主党の方々は、なんにもしなかったのだが恥知らずゆえ人様の所為にして「俺たちは悪くない!やれる事はやった!」と出来ない理由を語らせたら敵う者なし。国も行政も出来ない理由を見つけるのが得意な人ばかりでは無駄に人件費と時間を消費したなぁ~と、またしても「あーあ」となる。

2011年3月24日に書いたが、自助・共助・公助の割合は7・2・1。公助に期待するのはやはり愚かな事なのか。民間に任せ掛かる費用は自身で払えと言うのか。

おおやけ というひとつの人格を
「信じていました」とひとこと言って立ち上がる。
もういいのです。私がおろかだったのですから。(石垣りん『女』より一部抜粋)

何十年も先達の石垣りんさんが若かりし頃から、随分と時を経て良くなっていて当然と思うオイラが浅はかなのだ(。-_-。) オイラもメチャクチャ恥ずかしそうに「あーあ」と言って死にそうだ(^_−)−☆


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