二番煎じ [なんか良いことないかな~]

二番煎じとは、既に一回煎じているお茶をもう一度煎じる(要は使いまわし)こと、またそうして出来たお茶のことである。二番煎じは一番煎じに比べ、味が薄く美味しくない。またそこから誰かが既にやった行動を真似して行うことも二番煎じと呼ばれる。もちろん一番煎じに比べ新鮮味や意外性は落ちている。

大阪市長が辞職するらしい。大阪都構想が行き詰まっとる為に民意を問うらしい。二番煎じと云うのか小泉さんの郵政解散の真似ですか?選挙になれば6億近い金が必要になるのだそうだ。あの人になって何か大きく変わったものはあるのだろうか?パァ~パァ~わめいているだけで最後は投げ出すタイプの人間だったと思いたくはないが府知事ともども底が浅そうに見えてしまう。貴方がたを信じて投票行動を起こした人も多かろう。自分の信念を持ち、やり遂げる粘り強さを持たない人間とは、どうしても付き合えませんな。この感じは彼らが登場して以来 、ずっと持ち続けて変わらんというのはオイラが強情なのか( ^ω^ )

名古屋にあった大須演芸場が1月一杯で閉館したそうだ。全くもって残念!オイラも田舎に住んどるので常打ち小屋のある県には憧れをもってしまう。文化(あの演芸場で打たれた興行が文化かどうか観たわけではないのでわかりませんけどね)を守る気概や誇りを持つゆとりある県や市には尊敬の念を抱く。もちろん採算の取れない事業であるのは承知しとる。だからこそ文化遺産ではないが県や市が補助金を出すなり出来はしなかったのか?トヨタの税金のほんの一部でも良いのに。名古屋の人が守ろうて言わんのなら仕方にゃぁ~だぎゃぁ~(完璧に方言が間違っとりますな( ^ω^ ))。

そんな見捨てられた大須演芸場。オイラの好きな志ん朝師匠が1990年から99年まで10回、志ん朝独演会三夜連続を続けて来られた。なぜ名古屋だったのか?中日新聞もバックアップしとったんじゃろうね。志ん朝師匠。63歳の若さで亡くなられている。兄さんの馬生も54歳という若さで亡くなられた。父志ん生が83歳まで長寿だったのに、あまりにも早死にだ。ライバルの名前は談志、円楽、柳朝と挙がるがライバルは居なかったと云うのが本当のところかな。落語の面白さはつまるところは<言葉の面白さ>だと思うと言われたのは小林信彦さん。江戸落語は東京生まれの人間が、自分たちの言葉をうまく操って笑わせてくれるのを待っているもの、他の若手の落語家さんが愚痴っていたそうだが「生まれながらに東京言葉を喋っていたのは志ん朝師匠だけなのだから」。ホントにテンポのいい話し方で「船徳」や大ネタはもちろんだけど「堀の内」とか絶品だと思うんだけど。

「二番煎じ」
江戸の町の旦那連が自ら火の用心を行った。あまりの寒さに番小屋で酒盛りを行ってしまい、それを見回りの役人にみつかってしまう・・。志らく師匠に言わせれば断然八代目可楽師匠のがイイと書かれているがオイラは可楽師匠のを聴いた事がないので、志ん朝師匠がベストとなる。久々にWALKMANを充電した。柳亭市馬、柳家喜多八、金原亭馬生の「二番煎じ」も合わせて聴き比べてみましょうかね(^_−)−☆

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